さて、今回は大学院留学に関する記事を書きたいと思います。
Lincoはもうイギリスの大学を卒業してしまっているのですが、イギリスを含めいろいろな世界の大学で働いている友達が結構いるので、みんな聞いた話を書いていきたいと思います。
現在世界中で新型コロナウイルスが流行しており、「留学を考えていたけど、どうなるんだろう?」「やめたほうがいいのかな?」といろいろ悩んでいる人の少しでも参考になればと思います。いま渡航をすすめるブログではありませんが、Lincoの予想ですが、もしかしたら今年は合格しやすいかもしれません。(根拠は後述)。
現状
ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカの大学で実際に働いている友達に聞いたところ、今後がどうなるのかは不透明な状況です。しかし、どの大学でもオンラインで現在授業を続けております。
今後
私の知り合いが働いている国は大体学校が始まるのが9月はじまりの国が多いのですが、9月に向けて、いろいろ話し合いは続けられているようです。
大学側の対応は大前提として、大学は政府の指示に従う義務がもちろんあります。なので、どの大学も例年通り、2020年もキャンパスで授業やりますよ!とはどの大学も言えません。
2020年9月から大学側が今後とる授業形式の可能性は3パターンあると思います。
⓵.例年通りキャンパスで授業
⓶.オンラインで授業、実習は延期
⓷.座学はオンライン、実習のみ登校
2020年に関しては⓵は世界でもかなり限定された地域になるのではないかと思います。
おそらく多くの国がが⓶か⓷。で、授業があっても、Social Distanceを取るようになったり、手洗いやマスク着用、など徹底された対応は今後も続くと思います。Lincoの予想では9月からはおそらく⓷がイギリスでは有力だと思います。
(2020年5月21日追記)
Lincoはもうイギリスの大学を卒業してしまっているのですが、イギリスを含めいろいろな世界の大学で働いている友達が結構いるので、みんな聞いた話を書いていきたいと思います。
現在世界中で新型コロナウイルスが流行しており、「留学を考えていたけど、どうなるんだろう?」「やめたほうがいいのかな?」といろいろ悩んでいる人の少しでも参考になればと思います。いま渡航をすすめるブログではありませんが、Lincoの予想ですが、もしかしたら今年は合格しやすいかもしれません。(根拠は後述)。
現状
ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカの大学で実際に働いている友達に聞いたところ、今後がどうなるのかは不透明な状況です。しかし、どの大学でもオンラインで現在授業を続けております。
今後
私の知り合いが働いている国は大体学校が始まるのが9月はじまりの国が多いのですが、9月に向けて、いろいろ話し合いは続けられているようです。
大学側の対応は大前提として、大学は政府の指示に従う義務がもちろんあります。なので、どの大学も例年通り、2020年もキャンパスで授業やりますよ!とはどの大学も言えません。
2020年9月から大学側が今後とる授業形式の可能性は3パターンあると思います。
⓵.例年通りキャンパスで授業
⓶.オンラインで授業、実習は延期
⓷.座学はオンライン、実習のみ登校
2020年に関しては⓵は世界でもかなり限定された地域になるのではないかと思います。
おそらく多くの国がが⓶か⓷。で、授業があっても、Social Distanceを取るようになったり、手洗いやマスク着用、など徹底された対応は今後も続くと思います。Lincoの予想では9月からはおそらく⓷がイギリスでは有力だと思います。
(2020年5月21日追記)
BBCニュースにこんな記事がありました。私の予想通り、⓷の対応を取っていくようです。
ケンブリッジ大学2020年度(10月から来年の9月まで)は講義はオンラインだけに。
https://www.bbc.com/japanese/52734052
現在、イギリスでは大学に登校することは禁じられているため、⓶の対応をとっているところが多いと思います。おおよそ夏休み期間に入り、職員は⓷の対応ができるようにハードを整え始めている状態です。
学部生はおおよそ夏休み期間に入っており、3年生たちは、中止になった卒業式を、Flatメートとベランダでプライベート卒業式を開いたりしているようです。大学院生はというと、今、修論を書くために一生懸命になっております。
(イギリス大学院の様子は、リンコの過去ブログを参考まで。)
LockDown後、大学キャンパス内に入って研究しているのは、一部の限られたCOVID19にかかわる研究や臨床試験など、命とかかわる仕事や学部の許可を受けた研究者やPhD課程の人などのみです。
現在、イギリスでは大学に登校することは禁じられているため、⓶の対応をとっているところが多いと思います。おおよそ夏休み期間に入り、職員は⓷の対応ができるようにハードを整え始めている状態です。
学部生はおおよそ夏休み期間に入っており、3年生たちは、中止になった卒業式を、Flatメートとベランダでプライベート卒業式を開いたりしているようです。大学院生はというと、今、修論を書くために一生懸命になっております。
(イギリス大学院の様子は、リンコの過去ブログを参考まで。)
LockDown後、大学キャンパス内に入って研究しているのは、一部の限られたCOVID19にかかわる研究や臨床試験など、命とかかわる仕事や学部の許可を受けた研究者やPhD課程の人などのみです。
他のヨーロッパのLockDown緩和国によっては、PhDの研究はキャンパスに戻り、一定の規則を守りながらですが、実験を再開しているが、一般の学生の授業はオンラインのままというところも多いようです。
その他の研究は、人文系の学部であればもともとデータにアクセスできれば、論文が書ける人も多いので、リモートで行っております。教授とも、リモートで連絡を取り合い論文を仕上げております。
Lock Down前は、研究室ベースで実験などを行っていた人たちは、実験が終わっていない場合、あるいは始まっていない場合、Dry Labに切り替えたりしているようです。
その他の研究は、人文系の学部であればもともとデータにアクセスできれば、論文が書ける人も多いので、リモートで行っております。教授とも、リモートで連絡を取り合い論文を仕上げております。
Lock Down前は、研究室ベースで実験などを行っていた人たちは、実験が終わっていない場合、あるいは始まっていない場合、Dry Labに切り替えたりしているようです。
Dry Labとは、今までのデータを解析して、パソコン上で研究をする形式です。なので、家でもできるのです。たいていの研究室には、膨大なデータが眠っており、解析待ちの状態であったりします。それを研究するのです、統計であったり、解析ソフトを使って解析します。先生とのミーティングはもちろんリモート(Zoomなど)。
大学院生にとって大切なのは技術の習得の場合もあるかもしれませんが、研究を行う場合はどう研究にアプローチしていくのか、どう解釈するのか、それをどう書くか、発表するかなどが重要となってきます。なので、Dry Labであっても立派な研究ができるのです。
大学院生にとって大切なのは技術の習得の場合もあるかもしれませんが、研究を行う場合はどう研究にアプローチしていくのか、どう解釈するのか、それをどう書くか、発表するかなどが重要となってきます。なので、Dry Labであっても立派な研究ができるのです。
受験への影響
イギリスの留学の条件は大学によって様々ですが、学校の成績、推薦状、面接、IELTS結果などが必要です。Lincoの経験上、受験はもともとオンラインで願書出願などもできますし、面接はオンラインで行いました。なので、2020年も通常通り行えると思います。
いろいろな大学のホームページをのぞきましたが、大学の学部生や大学院生の受験を中止しますというお知らせはのは見たことがありません。キャンパスデー/オープンキャンパスというのはできませんが、オンラインで大学を覗くことはできます。(過去ブログを参考にしてください。)
合格率
2020年は留学生の人数が半分以下になるのではないかと大学は予想しています。イギリス国内であっても、外出自粛により、引っ越しなどもできなかったり、親の仕事がなくなってしまったなど、経済への不安なども考慮し、例年の80パーセントほどになるのではないかと予想されております。
例年と2020年の大学入学希望者の予想比較。
2020年4月現在 (大学によって異なる)
入学者が減ってしまった場合、自動的に大学への授業料が減ってしまうことになるのです。入学者減=収入減。COVID19が流行していても大学側は運営を続けていかなければなりませんので、希望者はなるべく入学させると思います。つまり、競争相手が半分になる今年は大学へ合格しやすい状況になるのではないかと思っております。もちろん英語力、学力などは最低条件をクリアーしないといけません。でも、入学希望者が減る予想が出ているので、自動的にこれはチャンスなのではないかと思います。
引っ越し
各国の政府の方針によって、実際にキャンパスで勉強するというのは多少遅くなったり、しにくくなるかもしれません。現在実際に母国へ一時帰国している留学生がたくさんいます。そのことを考えると、大学側も留学生に対する今後の対応を考えなければいけません。なので、政府の方針が渡航禁止を発令しているため、学校に登校しなさいとはすぐにはならないと思います。大学側はもちろん安全面が一番重要だと考えております。
オンラインの授業であれば、日本にいながらでも行えますし、終息してからの引っ越しとなるでしょう。その分(移住が遅くなった場合、その分の家賃が浮くかもしれません。しかし、時差はあるので、留学先によっては夜型にならないといけないかもしれない。)
安全面
現在イギリスは日本よりもCOVID19による死者は多く発表されております。アメリカにつづいて、世界第2位の多さです。なので統計の数字だけ見ると、100倍、日本のほうが安全かもしれませんし、現在の状況や政府の方針が続けば、イギリスへの渡航は認められないでしょう。現在イギリスは外務省感染症危険レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告) に指定されております。ので、現在の状況でのイギリスへの渡航は全くお勧めできません。でも授業はオンラインなので、日本の家にいながら行えれれば、リスクは現在と変わらないと考えられます。
【5月10日現在】
イギリス 総死亡者数約32,000人
人口100万人当たり死亡者数490人
日本 総死亡者数約 600人
人口100万人当たり死亡者数 5人
まとめ
今後入学時(9月)まで、世界のCOVID19事情がどうなるかわかは誰にもわかりませんが、自分に手が届きにくかった大学でもダメもとで受けてみるというのはいいかもしれません。
いまは、わからないことを悩んでも答えは出ないので、不安が募るばかり。自分がコントロールすることに集中する方がいい時期といわれております。本当に留学したいのであれば、この状況下でも受けてみるのをお勧めします。受験をするかしないかは自分でコントロールできることですから。
日本で社会人をやっていた私だったらこの状況で今も仕事があったとしたら、その仕事をつづけながら、留学の受験をしてみると思います。それで9月時点でCOVID19の状況で政府の方針や大学の方針で留学ができなかったら、それはそれで予定通りだったと思って生活を続けます。合格できたらラッキー、COVID19が終息して留学できたらラッキーという気持ちで受けてみるのもいいとお思います。(留学勉強はなかなか大変ですが、英語の試験結果は2年間有効ですし、エージェントはタダのところを使えば費用の問題はクリアー。)
こんな風には、すぐにはできないでしょう
夢の留学キャンパスライフを今すぐに!とは厳しい状況ではありますが、イギリスではサークル活動などもオンラインでできるだけ続けております。3月から5月までの状況を見る限りオンラインで授業をすることもこちらは十分準備ができていると思いますし、文系やMBAなどオンラインのみでできる学部は特に今年の受験は思い切って受けてみる(行動してみる)のがおすすめかもしれません。受かった後も状況が悪ければ、お断りすることもできるでしょう。
今回のブログはあくまでLincoの予想ですが、このブログが、留学を考えている人の少しでも参考になればと思います。ご希望の大学のホームページで詳細はお調べください。皆さんの留学が成功しますように。StayAtHome。世界でのCOVID19の流行が少しでも早く終息ますように。
本日も読んでいただきありがとうございました。もしよかったら、過去ブログなども見て見て下さい。よんだよー。の代わりに下のボタンをぽちっとしていただくか、コメントなどをいただけると励みになります。Linco
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