私が住んでいる家はシェアハウスなので、誰も新聞を取っていないため、折り込みチラシがあるかどうかはわからないのですが。そんな家にも、ひらっと、ポストにチラシだけ入ってきます。
日本と同じでピザの宅配のチラシなんて良く入ってきます。(お寿司の宅配はイギリスではやっぱりないなー。)
さて、ピザと同じくらい良く入ってくるのが、スーパーのチラシ。(と言っても、いろいろなスーパーのチラシ合わせても1か月に2回くらいのポスティング)
(スーパーのチラシ。折ってあります。)
これを最初に観た時、えっこれスーパーのチラシ?文字デカッ!空白スペース広っ!って思ってしまいました。
こんなとき、こっちに来て良く思うこと、
日本だったら、今日のセール品、今週のお得!や季節のコーナーとかってあるはずなのに。。。。
これは日本のチラシ
ShufooさんのサイトからLincoがみなれたライフのチラシを拝借。こんな感じですよね?スーパーのチラシって。それをじーっくり見ながら。お母さん方は何を買おうか、何を作ろうかなんて考えるんですよね。
このチラシは中ページなので、イギリスのチラシも中ページを見てみましょう!中はもっとごちゃごちゃしているはずだ!
中を見るとこんな感じ。
イギリスのチラシ。
23品しか書いていない。。。
勘違いしないでください、お店にはちゃんともっと売っていますよ。でもそれしか書いていないだけです。そして、もちろん今日の一押しなんてものも日替わりのセール品もありません。
そして、よくみて気が付いた衝撃の事実。
チラシの有効期間が長い!
6月29日から7月19日
値引き商品が左上の6つ。
そしてこっちは7月6日から26日の21日間
左下の6つ。
数えられるほどしか乗っていないのに、このチラシの有効期間はなんと”SUMMER”
つまり”夏”のおすすめがこの1枚に集約。
しかも、どこの店舗かなと思うって調べたところ、
Lincolnshire。。。
リンカーンシャー全体のどのコープでも有効、Lincoln市内ではないですよ。ようは日本でいえば、県内どの店でもコープならこれ1枚で2か月間の広告宣伝終了。
つまり、店側は、まとめ買いして、それをずーっと販売すればいいだけ。年間6種類くらい作っていれば終わりなんだろうな。
日本なんて毎週のようにチラシ変わるし、県内丸ごと同じチラシってそんなことあり得ないだろう。って思ってしまう。チラシを作る部門がちゃんとあるだろうし、宣伝って本当に大変なんだなーとイギリスで改めて実感。。。。
イギリス人にそんな話をすると、へーそーなんだー。だから日本人忙しいんだねー。って(ちょっとむだ的な感覚回っていませんかそれ?!被害妄想?)
裏面もこんな感じでスカスカ。
でも良く考えると、店は毎日毎日、チラシの作製、印刷、構成、その分経費かかっている。でもそうしないと、違うスーパーにお客さんがとられてしまう!のかもしれないし。この大変な作業をするのが日本の平均・普通となっているのかもしれない。
おススメはすでに、ネットでチェックするその方がいろんな意見見れるでしょ。って言われてしまった。
さらに、こちらイギリスは、店も5-6時には閉まるので30分前には閉店作業を開始している。特に値札を変える必要もないので、そのまま帰宅。どの店もそんな感じだから競争もおきないのか、競争なければ、値下げもいらないし、売上変わらないのか。
だそうです。
そんなんで、やっていけるの?って思うかもしれませんが、どの店もそうだから大丈夫。
日本の人口が多いから、競争しないとやっていけないのでは?と思うかもしれませんが、それは理由の一つではあるかもしれませんが。イギリスの給料は全然日本よりいい(と去年は思った£1=200円時代は、コンビニバイトでも時給£7だから円換算すると1400円。いまは£1=130円だから、900円くらい。それでも悪くない。)
そして、商品数も少ないから、競争も少ないから大丈夫。季節の品もないから大丈夫。多分どの業界も同じ感じで、日本ほど競争していない。
そんな国民性。
冷凍品、5個選んで£5
もちろん夏休みは1か月あるし。どっかにバケーション行きます。日本の夏休みなんて3日間で、土日合わせたって5日だよ。有給2日使ってうまくやって9連休なんてとっちゃったら、ちょっと気が引ける感じになる人がほとんどだよ。
って話をヨーロッパ人のクラスメートにしたら、それ病気になっちゃうよ。それ人権侵害だよって。(えっそこまで?)友達に言われてしまいました。
日本で働くヨーロッパ人が、少ない理由がわかる気がする。。。(多分いろいろ自分の国と比較すると、なかなか耐えられないんだろな。)
イギリスの商売は、起業するなら、自分が勝てるところに行って、Only oneで人の役に立つ仕事しよう。他人の仕事を取るな。って感じのようです。はー。ごもっとも。最初から争わない。それもいい考えですよね。
日本も平和が好きなんだから、商売もそうなればいいんだろうな。
日本もイギリスみたいに国全体がなれば、給料そのままで6時には家に帰って、家族全員で食事できて、少子化対策にもつながるのかなー。って思ってしまいました。
今回も読んでいただきありがとうございました。イギリスの生活に興味が湧いた、むしろ住んでみたくなったという方は、下のアイコンをぽちっと押して、応援してくださると助かります。
ハウスシェアメートにそんなにチラシ見て、なにが面白いの?変なの。。。と思われた Lincoでした。
過去のイギリス人の生活に関するブログに興味がある方はこちらもどうぞ。
リンカーンってどんな街-2 営業時間や生活サイクル、お買いもの
[社会人留学]
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