#063 日本から英国への荷物に関税!しかし返金に成功☆

日本からEMSで小包を親に送ってもらいましたー!でも、受取りまで3週間くらいかかりました。というお話です。(これは10月頃のお話です。)

なぜかというと、関税に引っかかっていた!そのため受け取れなかった。。。
日本から送った物が届かない!お金を無駄にとられたという私みたいな哀れな人が少しでも減るように、ブログにしたいと思いました!!

今回は、その料金支払に納得のいかなかった私は、英語の訓練やイギリス生活のいい経験にもなると思い、その料金を半分取り返してやりました!今回は、そんなParcel Forceとの戦いのお話です。

果し状!!(関税支払いのお願い)


こちらが戦いの始まり・・・、荷物が届かないなーと思ったら、荷物の代わりに届いたお手紙(関税お支払い請求書)です。


返金までの流れ。




1. 日本での準備・EMS送付
2. 追跡
3. Parcel Forceから小包ではなく手紙(果し状)
4. Parcel Forceとの戦い(電話4時間、たらいまわし)
5. 関税を払う
6. 荷物をやっと受け取る
7. 関税返金依頼の資料作成!果し状送付!
8. 払い戻し成功

順を追って説明していきます。



1. 日本での準備・EMS送付

親に私の冬服を送ってもらうように依頼。そして、私のサイズに合う、いいブーツが見つからなかったので、それも送ってもらうことに、海外への小包輸送、初経験の両親は、ネットや郵便局で情報収集して、せっせと小包を用意してくれました。そして、郵便局でいわれたように中身の価格(価値=定価)を慣れない英語でせっせと書いEMSで送ってくれました。(ありがとう☆)

DHLは高い、SALは時間がちょっと長いということで。一般的にEMSを使う人が多いかと思います。

EMS?と思う人はこちらから。

青い2階建てバス!

2. 追跡

EMSは追跡ができます。1週間前後で着くと思います。追跡機能もあるので、追ってみて下さい
しかしそれもちょっと変わっていて、追跡番号が、変わります!!(すごく困惑する。。。)そのため、日本の郵政公社から→イギリスのParcel Forceという会社に荷物は受け継がれます。そのはずでしたが、なんだかイギリスのヒースローに長いこと私の荷物は止まっておりました。(T-T)/^^^とっても嫌な予感。そして、番号も変わっていて、本当に自分のモノが止まっているのか紛失したのか、初めての経験だらけで不安がいっぱいの両親と私。。。

長ーいトンネルを進む気分。。。

3. Parcel Forceから小包ではなく手紙(果し状)

両親が小包を送ってしばらく経った後、Parcel Forceから小包ではなく手紙が家に届きました。関税支払いの依頼通知です。そして、追跡番号によると、荷物はちょっと離れた郵便局に届いているようでした。

CHARGE!!って!!支払して下さいという(果し状)

WHY????

理由としては中身の金額が£36を超えているため、関税がかかったのでその金額を支払ってくださいという手紙でした!£36というと日本円で7200円程度。(当時は£1=200円でした)

両親は確かに、コートやブーツが入っているので、この小包の価値に1万円程度の£36オーバーの値段をインボイスに書いておりました。

その関税に関する支払内容は2つに分かれており、1つは関税額、もう一つは税関の手間賃

これは荷物を受け取った時についていた、支払いラベル
青は税金額*トータルの価値によって異なる。赤は手間賃 Handling Fee*一律

WHAT's???


トータル£42.48=8500円程度の支払い請求!中身の価値よりも高い!!

4. Parcel Forceとの戦い(電話4時間以上、たらいまわし)

支払い(果し状)について、理解はしたものの、中身は私が何年も着まわしたもの。確かに、1万円と中身の価値について書いていたものの、中古の価格で言えばほとんど完全に£36以内の価値。£30以下価値でないかはと思い、この支払い請求に納得がいかなかったので、支払いの撤回ができないかParcel Forceへ電話をしてみることに。

しかし、電話をかけてもかけても話し中 or 自動応答。支払い方法の繰り返し。30分以上奮闘し、結局支払担当のオペレーターにつながったら
オペレーター”そうなんですね、支払い請求したいんですね。私はその担当ではないので良くわかりません。”
Linco”あっそうですか。。。。郵便局にかけてみた方がいいのでしょうか?”
オペレーター”そうですね。そうかもしれませんね”

30分かけてつながってこれかー。。。と内心思いました。



しょうがないので私の荷物がついているとされている郵便局へ電話。

そうしたところ、”それは気の毒ね。”と同情はかったものの、郵便局ではどうもできないので、Parcel Forceに電話してみてと。また、もとに戻される。。。

再度Parcel Forceに電話して、なんとかオペレーターにつながりそうな自動音声案内番号をいろいろPushして見たところ30分後、”オペレーターにつなぎます。お待ちください”との音声が!!よーし!!やったーということで、待つことに

数分後、良くある音声案内、”現在電話が大変混んでおります。このままお待ちいただくか、しばらくたってからおかけ直しください”と言われる。。。。

この機会を逃したら、いつつながるかわからないと思った私は、ただただ保留音を聞いて、待つことに、30分後。携帯の充電も切れそうになってきたので諦めました。。。。

そして、30分後。

電話しながらそして、勉強できるところで、PCをたたきながら、携帯を充電できる体制を整えて、自動音声、保留音を完全に待つ覚悟を整えて、再挑戦。


1時間保留音を聞いたところ、ついにオペレーターが!!

Linco”支払請求が来たのですが、中古送ったので、そんなに価値ないんですよ、関税に納得いかないのですがどうすればいいですか?”
Parcel Force”支払返還請求できますよBOR286ってインターネットで検索してください”
Linco”へっ?意味が良くわからないのですが。”
ParcelForce”請求書の書式が出てくるのでそれ書いて証拠と共に関税へ送ってください。”
Linco”じゃあ、それを書いたらいつ荷物が受け取れるのですか?”
Parcel Force”支払しないと、返還請求もできないので、まず支払ってください。”

そうなんだ。。。。


5. 関税を払う

結局最初のオペレーターにつながる。
オペレーター”支払いたいんですね!もちろん!!カードで払いますか?”
Linco”あっ、はい。”

淡々と進む。。。

手際良い。。。

そして、あっという間に、修了。


6. 荷物をやっと受け取る


両親も心配していたので、感謝を告げて。そして、支払い請求にチャレンジしてみることを伝える。


7. 関税返金依頼の資料作成!果し状送付!

証拠作成のために、写真をぱちぱち、Wordファイルを作成。


荷物の中に入っている、靴が汚いこと、コートに毛玉がついていることなどを資料にまとめ、


全部封筒にまとめて£2の送料支払って郵便局から、期待しないで送付!!
荷物も届いていたし、なんだかやりきったことに満足(^ー^)

リンカーン城の近くの郵便局

8. 払い戻し成功☆☆


数日後、証明書に記入した、銀行口座あてに、Forceからの入金を確認。
(^0^)/////


入金額は、VAT(関税)額のみ。関税での手間はかかったから、手間賃(赤枠内)は返せませんということのようです。でも青い部分の£29返ってきました。こっちに来てから数か月の自分にしては頑張ったと思います。英語もたどたどしいのに、上出来上出来!

〇まとめ〇

日本からモノを送るときは定価というよりも実際の価値を書く!中古は中古として認めてもらえたので。関税額は£36を超えるときはもちろん支払いが必要です!

不当請求があった場合、支払い返還ができます!!

しかし、今回のような手間を考えると、コストパフォーマンスがかなり悪いので覚悟してくださいw(合計6時間×時給)

そして、注意!!
今は限度額が£34に変わったようです。しょっちゅう変わるので、逐次チェックしてみて下さい。UK.GOV.またレートも常に変動しますので注意してください。今は£1=150円程度なので、日本円で、5100円以上だと関税がかかります。


今回のブログが、私と同じようなことで、悩んでいる人の助けになれば幸いです。



イギリスの郵便局について興味がある方はこちらもご覧ください。

#040 リンカーンってどんな街-5?英国郵便局 とシティースクエアセンター


本日も読んでいただきありがとうございました。もしよかったら、過去ブログなども見て見て下さい。よんだよー。の代わりに下のボタンをぽちっとしていただくか、コメントなどをいただけると励みになります。Linco

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10 コメント

キム兄 さんのコメント…
壮絶な長期戦、お疲れさまでした。「果し状…」笑いました!
きっと言われるままの金額を払ってしまう人も多いのでしょうね。ユニクロ=安価は、海外でも通用するのだろうか?
Linco さんの投稿…
キム兄さん
ユニクロ=安価は通用しないかもしれませんが、そもそも、送付状に記載するのはブランド名は書かなくていいので。そして、リンカーンの人はユニクロ知りません高級か安物かもしりません(ロンドン以外ではまだまだ知名度低めかも?)そして、同じ低価格路線のブランドH&M,GAPやZARAよりも数倍質もいいので、高く海外で販売してよいと個人的には思います☆
あさこ さんのコメント…
Lincoさん 拝見させて頂きました。あさこと申します。私も全く同じことが起こり、ただ今イースターホリデーですので、火曜日から戦いを始めようと思います。情報大変助かりました。ありがとうございます!あわあわしていると気にLincoさの情報を発見!頑張ります!
Linco さんの投稿…
あさこさん

情報が助けになるといいなと思って書いたので大変うれしいコメント!でも関税の制度とかもとてもよく変わるので、最新情報を確認して挑んでください☆うまくいきますように!
やっちん さんのコメント…
初めまして

自分も今回、長期ロンドン滞在で、友人に日本から追加物資を送ってもらったんですが、なかなか届かないので、こんなもんかと、

のんびり構えてたら、きました!32.95ポンド追加(笑)

取り返しに挑戦します。
Linco さんの投稿…
やっちんさん。
コメント遅くなりました。一部でも返金成功していますように。
匿名 さんのコメント…
はじめまして。コメントさせていただきます、
実はつい最近イギリスに住む外国人の友達が出張先のカタールから直接日本に来ることになっていました。
その際に日本で使う荷物は先に日本に送りたいと
連絡がありました。データ情報などは私にきたのですが
届いた早々納税しなければ発送出来ないとのことで
メールが入りました。ただ、その金額が数十万でしたのでたいそう驚きました。
送られてきた荷物を受け取るには納税義務が発生するのでしょうか?
linco さんの投稿…
匿名さん。
返信が遅くなりました。日本で受け取る際の話はよくわからないので、実際に発送されたイギリスに住む方に発送先の会社に問い合わせてもらうのはいかがでしょうか?関税に関しては、国間、品物の種類や量で関税金額が大きく変わるので高くなってしまうこともあるかもしれません。私のように実際に受け取ったあとに返金ができる場合があるかもしれません。受け取り後は日本郵政に問い合わせることをおすすめいたします。無事に荷物が届いていますように。
匿名 さんのコメント…
投稿とてもためになりました。
今書類を作成中なのですが、この送付するドキュメントは6つとも送付しなければならないのでしょうか?
それとも価格証明など一つだけでいいのでしょうか?
yui さんのコメント…
初めまして。コメントさせていただきます。
船便で実家から送ってもらった自分の荷物を馬鹿正直に買った値段で書いたために108ポンド請求されました。
泣きそうだったところこの情報に希望が見えました。ありがとうございます。
果たし状に向き合っていきます。