日本も緊急事態宣言が出て、都市部では外出自粛要請が始まったようですね。
今回のブログは、皆さんが気になっているイギリスではLockDown後生活はどうなったの?という点について書いていこうと思います。
今回はスーパーマーケット編。(長くなったのでいろいろ分けることにしました。)
国も違えば、コロナの感染者数も、国の大きさも全然違います。ですが16日間ほど先に始まったLockDown国であるイギリスの現状をお伝えして少しでも先行きが不透明な皆様の不安材料が少しでも減ればいいかなと思っております。あくまでLincoの知る範囲となりますが、イギリスのたくさんある会社や地域の中でもほんの一例として見ていただけると幸いです。
スーパーマーケット
前回のブログにもありますが、まず初めにイギリス政府のLockDownは3月23日に宣言されました。
日本と同じようにその数週間前から自粛要請はあり、企業によっては在宅勤務を自主的に始めたりしておりました。イギリスの大学院は18日ごろから自粛要請に従い、キャンパスを閉め始め、ほぼ全大学が23日までには、閉まり。ほぼ授業などオンラインに切り替えが完了しました。その数日間はみんなバタバタしましたし不安でスーパーからたくさんのもモノがなくなりました。
3週間前のスーパー
その数週間前、日本が学校を休校にしてスーパーからトイレットペーパーがなくなったころ「日本はトイレットペーパーないんだってー。、イタリアはパスタがなくなるんだってー。じゃーイギリスは紅茶かなー?」なんて言って笑っていたイギリスです。そんなイギリスででCOVID19は日本よりも感染者数、死亡者数が増えつづけ。先にLockDown。今もなお、3週間以上トイレットペーパーをメジャーなスーパーでは見かけておりません。たぶん一時入荷してもあっという間に売り切れているのだと思います。おそらく原因はパニック買いの余波。でも、トイレットペーパー以外はある程度もとに戻ってきているので、普通に生きていけるレベルです!
まだ埋まるほどではないけどOK!
現在、Lincoは普段よりも減らして、週に2回ほど買い物に行くようにしています。なるべく、3つの密(密閉、密度、密接)がどうしても高い、スーパーマーケットという場所にはなるべくいかないようにしております。ほかの外出で認められているのは運動のみなのでほぼ1日中家の中です。
決して間違えてほしくないのは、私がこのブログでお伝えしたいのは備蓄しないとだめだよ!という話ではありません。
パニックにならないで!ということです。1ロールしかなくても走りまわって買いには行きませんでした。オンラインでも、高齢者や必要な人が優先して買えるようにと探しませんでした。でも、何とかなるものです。残り1ロールというところで、出先の小さいコンビニで見つけてLincoは購入できました。ホッ。
イギリスも日本も同じで、買い物に関しての外出は許されております。なので買い物できるのです。みんながパニックにならなければ、普通に買い物できるのです。みんなも普通に買いたいものを買いたいときに買えるようなスーパーに行きたいはずです。企業はいきなりこの時期に量産は難しいと思います。なのでただただイギリスのようにパニックにならないでということです。
貯めておこうとして、いろいろな店に走り回っていたら、それこそ感染拡大に寄与することになります。スーパーに人が押し寄せていたら、感染リスクがもちろん上がります。なので、混みそうなときはスーパーに行かない。あるものでしのぐが一番です。
ロックダウン宣言前後は本当に野菜、果物、肉、トイレットペーパーパスタ、小麦粉、卵などの棚は一つ残らず空っぽになっていました。その数日後は空っぽのエコバックとともにスーパーから去っていく高齢者の方を見かけました。とても切なかったです。
これはイメージです。
いまは、品ぞろえ的にはだいぶ普通に買い物ができるようになりました。つまり、LockDown後も、普通にみんなが必要な量を買っていれば、買えるのです。
だから、みんな生鮮食品、急に1週間分とか買わないで、腐ってもったいないことになっている人もいるから。意外と家にあるもので何とかなるから!イギリスの悪いところ見習って、パニックにならないで。というLincoのイギリスからのアドバイスです。空っぽのスーパーに対して列を作ってギュウーギューになって行くのは感染リスク上げるだけです。家族で1人でも感染者が出たらだれも外に行けなくなります。
今現在は、イギリスのスーパーもどんどん政府の方針に従い拡散防止対策を徐々にいろいろ始めております。
1.入店制限
1家族1人のみ。できるだけ、介助が必要な人はなるべく介助者が買い物に行くようになっております。店内の人数制限もあるため、カップルで買い物とか家族で買い物はできません。1人出てきたら1人は入れる感じになっております。お店の前には1人店員か警備員が立っていて、その人が最初は「COVID19対策で入店制限お願いしています」って1家族ごとに声をかけて、今はみんなもう慣れているので、一人出てきたら会釈か「どうぞー」っていう程度です。そして、外には2m置きのガムテープが張られております。
こんな風には今現在買い物できません。
2.時間振り分け
11時まで空いているスーパーが、通常7時までになり、7時以降は医療関係者やEssentialな仕事となっている人のみ入店可能、感染リスクをその人たちから下げる狙いと、その人たちにちゃんと食料品など必要なものが売り切れにならないように対策がされました。
3.店内も2m間隔で
英語ではSocial Distanceといって2mは人との間隔をあけるようにと推奨されております。なので、スーパーのあちこちにガムテープが張られてあって、みんなそれを目安に行動しております。
テープだけで対策できます
4.セルフレジ減少(たぶん混雑時は稼働)
タッチパネルで感染増える可能性があるため
5.レジの人の前にプラスチックの囲い+手袋着用
感染リスクを広めずに会話ができるように、イメージとしては、宝くじ売り場のようにガラス越しっぽくなっています。お金のやり取りとかもあるので使い捨ての手袋着用。
6.初期のころはアチコチに張り紙
普通の人はそのコーナーに入れません。LockDown初期のころは外に出て働いている人は在宅の人と比べ、時間が限られているので、スーパーに行って何もないということが起きやすくなっていました。
https://www.bbc.com/japanese/video-52000946
「買い占めはやめて!」 48時間勤務の看護師、食べ物を確保できず涙の訴え
8.駐車場の自動支払いは停止
指が触れて感染リスクが増すので、いまは車の数もすくないのでタダになりました。普段も無断駐車を減らすために少しお金を取っている感じだったので、もともと設けって感じではなかったのかもしれませんね。
9.カートは除菌
10.店員が変わった
新型コロナウイルスの影響で、どんどん求人が取りやめになったり一時解雇になったりしていると聞いていますが、スーパーは求人が出ています。おそらく、リスクを減らすためにチーム制にしたり、時間を変えたりしているから、あるいは家族の誰かが感染症症状を呈した場合、家族みんなが外出できないので店員が減ってしまったなどが考えられます。なので慣れていない人もいるようですが。十分お店が回っております。
11.今月のおすすめ品がない。
もともとあまり、日本のように季節によって、popを変えたりとか、今日のおすすめ品などないイギリスですが、今月のおすすめ(割引)品はありましたが、それもお店によってはなくなりました。オンラインはあるようですが。おそらく人が足りなかったり、値段が変わると全部値札なども変えなければいけないので、大変です。なので、値下げ品ゼロになったようです。
まとめ
イギリスはこんな対応しているのに、日本ではそんなことスーパーがやってないよー。日本のスーパーなにしているんだー!なーんてことは絶対に言わないでくださいね。私が住むのはLondonのような都市部ではないので田舎だからできるんだよってことも多いかもしれませんが。Lincoがスーパーで物がなくなって気が付いたことは、いつも何も苦労せずに何でも手に入ったありがたみ、そしてこんな時期でもいろいろ変化に対応してくれているスーパーの皆さんに感謝です。
イギリスでパニックが起きる前にこれが導入されていれば、もう少し感染が減ったかもしれないなと思っていますが、それは後からなって気が付くこと。その時にはだれも気が付けなかったこと。なのですこし後に始まった日本では他の国の反省点などを参考に、経営者の皆さんができる範囲で拡散防止対策ができればいいなーと思っております。
LockDown当初のスーパー
また自分ができることを考えて、ため込み買いはしない、あるもので何か工夫してバリエーションを広げるいい機会と考える。人と人の距離を取ったりすることは誰でもできます。在宅が増えて、もし仕事が減ったとしたら、すいている時間に買い物にも行けるようになるでしょう。他にも、なるべく何回も触らないように、品定めはあまりせず、手に取ったら取り替えないでそれを買う、なるべくSuica、Nanacoなどのコンタクトレスのカードで支払いをする、などできる範囲で行動してみましょう。
パン焼いてみた(Twitter)
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