リサーチコース(Research course)とトートコース(Taught course)に分かれます。
またディプロマ(Diploma = Dip.)コースも選べたり選べたりします。
出願する必要があります。このコースって呼び方も慣れない。。。。
主にこの3つのコースの違いを説明いたします。
(Afternoon teaの写真と共にお送りいたします。このケーキが普通サイズ紅茶もPotに2杯分以上入っています。)
(Lincolnではいつも席が埋まっている人気店。)
私は、理系修士(MSc)なので、文系修士(MA)は良くわからないのですが、日本の理系の大学院と言えば、授業はありますが、主に実験(研究)を熱心に取り組んでいると思います。
①Research course
その日本の修士の感覚に近いのが、Researchコース。
日本の大学からコネがあってくる人は、このリサーチコースやPhDに入る人も少なくないのではないでしょうか?つてがある人、研究テーマががっちり決まっている人はResearchが良いかと思います☆
(Cathedralへ行く坂道の途中にあります。)
②Taught course
それに比べて、トートコース(Taught course)は学部生時代(UngerGraduate)の授業に近い形式で、授業に出席して、学部時代よりは重たい課題がたくさん+修論(10,000 words)を1年で仕上げていくコースです。
私は、日本の修士卒を持っていて。
PhDにそのまま行くか、MScのResearchがいいかなと個人的には考えていたのですが、先生に勧められ、Taught courseへ。
理由としては
1.日本の修士と関連するコースではあるものの、直接リンクしているわけではなかったのでResearchするには、持っていく題材もないこと。
2.入りたかったコースの分野を修士と学部時代に単科では複数学んだことがあるものの、
集中しては学んでいない。
3.卒業してから就職しているためブランクがある。
4.英語で授業を本格的には受けたことがほとんどない。
(海外の学会や海外出張、海外の先生のWork shop程度は有り)
5.なんといっても、イギリスの担当してもらう、教授にTaughtがいいと思うと言われたので。
これらの理由より、Taughtコースを選びました。また1年間その分野を広く学ぶことは決して悪くないなと思いました。今となっては(といってもまだ2週目ですが)むしろ必要だったと思います。
(ウィンドウのケーキは日本と異なるでしょ?これがイギリスでは普通のケーキ)
③Diploma course
デュプロマは修士だけど、修論書かない人がもらえる、卒業証明書と考えるとわかりやすいかもしれません。修論書いた人(研究した人)はMScで、修士並みに勉強したけど修論書いていない人はDipです。パートタイムスチューデント(Part time student)に多いかもしれません。働きながら、修士取得を目指す方ですね。あとはすでに修士を取っている人などもこれを選択する方がいます。
(Part time student と Full time studentについてはまた今度。)
(£22=2人前のアフターヌーンティーが人気のようです。ケーキ、サンドイッチ、スコーンよ2人前のTea1人2杯以上飲めます。良く映画とかで見る、3段になっているツリーみたいなものにサーブされてきます。)
この3つのカテゴリーは私の大学だけかもしれませんので、ちゃんと大学、エージェントや現地の学生に確認してくださいね!あと結構よくある話らしいのですが、
イギリスはあっという間にシステムが変わる。組織も変わる。
私が通っている大学の中でも、学科(コース)によって多種多様な形態をとっておりますので
大学が違えば、異なることもさらに多いと思います。
(tea スプーンをよく見るとイギリスなのになぜかシドニーw)
私のコースは週2日の授業ですが、その2日は朝から晩まで、みっちり授業(6時間~10時間)が詰まっております。他の人は週4日だけどある日は1日1時間しかないとか。学部学科コースによって様々ですし、毎年スケジュールは変わります。アルバイトができるかどうかは、できると思いますが、英語が得意な人はいいですが、苦手な人は、予習復習する時間が削られるかと思います。
(紅茶はティーパックを堂々と出して、おります。茶葉から出すところは少ない。。)
コースの実情については留学エージェントでも把握しきれていないことが多いと思うので、
気になる人は自分で調べましょう!(最初はちょっと実情について聞いてみたが、わからないことが多すぎる)結局、私は、調べが足りず、行ってから知ったこともたくさんありました。。。。
システムの違いについてはこちら
(調べても結論がわからないことも多かったので、勢いも大切でしょ?留学には。)
ほんの私の1例ですが、修士課程の選択に参考になれば幸いです。
追記
#014 イギリスの大学院-3 授業 最初の講義 楽しい?辛い?をアップしました。興味がある方はこちらも合わせてご覧ください。
[社会人留学]
7 コメント
ある大学に行こうと決めたはいいものの、大学のホームページを調べてみると私の専攻である宇宙物理学の修士のコースはMPhilの学位しかありませんでした。MPhilは2年なのでどうしても金銭的に厳しく1年で終えられるMScがいいなと思っているのですが、ホームページに載っていなくても実はコースがあったなんてことはありますでしょうか?
個人的な意見としては、ホームページに載っていなければMScのtauchghの募集はしていないと思います。しかし、日本のようなResearchのコースを希望であれば、直接先生などに、聞いてみることも可能です、方法はあるかもしれません。私は、直接教授に問い合わせをして、どのコースがいいか相談しました。またイギリスは1年が一般的ですが、MScだからと言って、絶対一年かというと、ヨーロッパでは半年のところもあれば、2年のところもあります。私のコースは、授業は1年(9月始まり5月おわり)ですが、修論が半年あるので結局1年半(11月に修論提出、そのあとは帰ってもいいし、残って実験してもいい。クリスマス休みを挟んで1月に卒業が私の大学の一般的なシステム)です。でもその半分は自分が、日本に帰りたければ、帰ってもよいので1年と言われています。ただし、発表など帰ってこなければいけないですし、私の場合は日本に帰る大学がないので、戻っても実験ができないため、イギリスに残ります。また、実験によっては交渉してもっと時間をかけることもあるでしょう。そのため金銭面で1年が厳しいというのであれば、日本かイギリスの奨学金を考えてみるのも一つの手かと思います。
丁寧なご返信本当にありがとうございます!!
実際に問い合わせみましたが、やはりホームページにあるコースしかありませんね…
いろいろ検索して分からないところは問い合わせてなんとか出願校を4つ決めることができました。どれもMScで1年のコースなので金銭的な問題はなくなりました!ただその後もPhDでイギリスに残りたいと考えているのでそのときは奨学金を申請しようと思います。本当に詳しくありがとうございます。
もう一つお聞きしてもよろしいでしょうか?
出願の際に大学の成績の提出を求められたと思うのですが、GPAの計算はどのような方法で計算されましたか?日本とは計算方法が異なりSとAが4.0、Bが3.0、Cが2.0であるといった情報や、大学によって異なるという情報、70点以上は4.0という情報があり、困惑しています。コースによってはEntry Requirementsの欄にGPAの下限を明記しているところもあり、自分のGPAがそれを上回っているかも気になっています。
図々しくたくさん質問してしまい、申し訳ありません。ご返信頂けると大変嬉しいです。
結論から申し上げますと、UKの正式エージェントを使った場合。日本の大学のS評価は4.0、Aは3、Bは2.0、Cは1.0で計算されていました。おそらく世界中の国を考えた場合、大学によって、SABCという評価ではないところが多いのかもしれません。
また、不安なことはいろいろあると思いますが、I全ての大学の条件がクリアーしていればOKかと思います。日本の大学と異なり、どんどん出願した人の順番から、合格不合格を決めていきます。人気の大学や学部は、定員になり次第締め切りとなりますので。早く出した方がいいと思います。出願は前の年の10月から始まるところが多いと思いますので。締め切られると、1年後となってしまうので気を付けてください。
大学は今学生不足というのもあり、あまりGPAは気にしていないのでは?というのが私の印象です。大学も教育機関でありながら、お金は必要なので、学力が、最低限満たされていれば、定員いっぱいまで入れてくれます。人気の大学は、Pre-sessionalも早く埋まってしまうようですので、こまめにチェックしてみて下さいね。
お役にたてれば幸いです。
早めに幾つかの大学に出願してみようと思います!
これからもブログの更新楽しみにしております。イギリス大好きなので楽しく拝見させていただいております😊