#004 Pre-sessional English コース?

Pre-sessionalコースとは!
留学生が大学院及び大学学部へ入学する前に入る
事前の英語コースのことを指します。

ここではPre-sessionalを受けてみての私の体験談に基づき、
個人的に感じた欠点と利点をご紹介いたします。

可愛い街並み


まずは日本語の読み方ですが、



”プリセッショナル”か”プレセッショナル”。

どちらもカタカナ英語なのでカタカナとしては間違いではないと思います。
日本にはないシステムなので、日本語には訳しきれません。
まーどっちでもいいでしょう。英語の発音はカタカナに変換しきれませんので。
(とはいいつつも最初は気になっていた私。。。)


私が通うイギリスの大学は、(以前のブロクに記載したとおり)

International studentはIELTSという英語の試験を受けなくてはいけません。

タルト

その点数が大学が求める点数からちょっとたりないなぁー
という人が通う英語コースです。

このコースでは、IELTSのさらなる点数習得を目的としているわけではありません
(私の大学ではの話ですが。。。他はわかりません。)

というわけで、このコースに入ると決めたひとはIELTSの試験とはお別れです
(^ー^)v

何を勉強するかというと学部や院のメインコースに入ってから必要となる、
英語のスキルを学びます。
・Speaking(授業の参加率)
また、日本と違う教育システムを実感することができます。

なぜこんなことを書くかというと、ご察しのとおり、私もIELTSの点数が
足りずにこのコースを受講したからです。。。無念。(T-T)
そのIELTSについてはこちら

長ーいグミ

Pre-sessionalの欠点
欠点① お金がかかる。
欠点② 早期退社
欠点③ 帰国宣告の可能性も。

①は数週間分の授業料、家賃を支払わなければいけません。
②は9月の前まで働けるところ、早くやめなければいけません。
③このコースに入れば、100%本コースに進めるものではなく、不合格をもらう可能性もあります。不合格だったら、基本的には帰国の人が多いかと思います。でも中には、1年間さらに長い英語コースに入る人もいます。語学留学1年行うイメージです。タダ高い!!家賃もかかるので、私は落ちたら、帰国という状況です。

なんて欠点はありますが!!

とってもおススメです!!(個人的に大満足)

マーケットには人がたくさん!

Pre-sessional の利点

おススメ理由① 早く土地を知れる
おススメ理由② 留学生同士の友達の輪に入れる
おススメ理由③ 現地の語学・スタイルになれる

①スーパーはどこだ、大学のどの建物がどこにある、安い店は?
いつも使っている化粧品が手に入るところは?など物価がほぼ2倍のイギリスで節約するためには、いろいろなリサーチが必要です。

また、観光にもちょこっといけました。Yorkにこのコース主催で親睦を深めるために旅行にいったり、イギリスのアクティビティーに参加したりしました。最初の2日だけね。。。あとは週末に観光!
おそらく本コース始まってからだとなかなかいけないような気がします。まだわかりませんがいろいろな人の話によるとかなりつらいらしいので、Pre-sessionalの間にイギリスを知ることができる。

現地の人と話をするのにいい季節。というのも8月はまだ夏休み!多くの人が、イギリス中を旅行しているようで、たくさんの人にあいました。また、イベントも多いし、8月が一番この1年間で温かい季節となると思います。9月からは1ケタ台の気温が続いて、外にでたくなくなるかも。8月は21:00頃まで明るいですので外で一人で歩いていてもあまり怖くありません。

留学生は新しい土地に暮らすためにはいろいろな手続きをしなければいけない。そこで必要になってくるのは留学生同士の輪。イギリス人は外国人の手続きは必要ないので知りません。

留学生同士でないと、わからないこともあるので、ここで輪をしっかり作れたのはいいことでした。私の周りはほぼ中国の人で、政府の方針の関係で、Gmail. FB, Twitter, Messenger, LINEなどなどメジャーな連絡ツールが使えないので、Wechatという(LINEみたいなアプリ)をみんな使っております。プリセッショナルに入っていなければなかなか友達の輪には入れなかったでしょう。

また、同じ寮に暮らして、一緒にお互いの料理を食べ合ったり、文化を共有したり、宿題についてわからないことをシェアし合ったりすることができました。今後も必要になってくると思います。

③日本の教育システムとは違う違うとは聞いておりましたが、本当に違う。私の学校の話しかできあませんが、IELTSと同じリスニング、リーディング、スピーキング、ライティング、に加え、エッセ、Note taking(ノートのとりかた), プレゼン, ディベートが加わります。

これを5週間のコースのほぼ4週間ですべてを完結させます。
エッセが一番重たいのですが、3000WordをAcademic Writingする。
大学院でやってきたにも関わらず、なんかちょっと違うところがあって、結構苦戦しました。
提出の週は5日間連続ほぼ2-4時間睡眠。これはHigh Stake(最重要)の課題でした。

プレゼンは、手の使い方、話し方などどう人に伝えるかがポイント。
ディベートはどのように同意するか、どう(やわらかく)反論するか、割り込むかのフレーズを学びました。I see what you mean, but....など、一旦受けてから帰す方法

リーディングとライティングは一緒で、1,000-2,000Word程度の記事を読んで、そこからお題に答える作文を作成する方式。
例えば、環境問題について、記載してある記事3つ渡されて(A4で両面4枚程度)、これらのエッセイで論じられている環境への影響因子を3つ上げて、300-400Wordsでまとめなさい(90分間で)
というお題などがこれもHigh Stake(最重要)課題でした。

そのためIELTSとは異なり、本コース前にこの勉強方式に慣れておいてよかったなぁと本当に思います。

ちなみに、私の場合、8人1クラスで5か6クラス。クラスメートは全員中国からの留学生。
そのため日本語で話そうとしたって、話せるわけないので、休み時間も私だけはEnglishという環境でした。

みんなとってもいい人で良かった☆私の人生いつもクラスメート同僚友達など、、、環境にすごく恵まれていると思います☆

本日もブログを見て下さりありがとうございました。


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☆シリーズもののリンク追加(2016年)☆

#079 TOEIC と IELTS と 留学










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5 コメント

England さんの投稿…
突然すみません。私は今年からイギリスの大学院に進学します。まだ条件付き合格なのでプレセッショナルを受講します。Lincoさんはプレセッショナルの授業料支払い時に大学院本コース分の授業料もまとめて支払いましたか?それとも本コースのデポジットのみでしたでしょうか?国際送金手数料が高いので、まとめてしまうべきか迷っています。またお返事頂けると嬉しいです。
Linco さんの投稿…
御進学おめでとうございます!
結論から申し上げますと、Pre-sessional分しか払いませんでした。

それでも問題ありませんでしたよ。多くの人が本コース分は払っていませんでした。

でも学校によってビザの要件とか違うかもしれないので、学校に確認することが一番です。今はEaster休みなので、返信がなかなか来ないかもしれませんが4月の2週目には通常に戻りますので。

私も当時、本コースの支払いもお願いしますとEnglandさんと同じことを言われて、Pre-sessionalでも落ちる可能性あるのに全部払わなきゃいけないの?!と困惑して、問い合わせました。私の大学は結局支払いはMustではなく平気でした。

ちなみに私は支払いに、国際送金しませんでした。カード払いにしました。その方が手数料かからないので!しかも今は、私の支払った時に比べて1ポンド=200円、だいぶ下がって160円を切っているのでだいぶお得☆大学院生活頑張って楽しんで下さいね☆
England さんの投稿…
Lincoさん、早速お返事有り難うございました。クレジット支払いされたんですね。大学院本コースの授業料支払い時もでしょうか?インターネットから手数料も無しに簡単にできるのが魅力的です。ただ大金なので、少し不安なぶぶんもあり、悩むところです。

Pre-sessionalを受講されたということは、現地でTier4VISAを延長されたんですか?現地でのビザ延長手続きに大変不安感を抱いています(今から…)。宜しければどの程度期間がかかったのか、財政証明書の翻訳はどうされたのか教えて頂けると幸いです。お忙しいと思いますので、無理にお答えいただく必要はありません。突然にもかかわらず、厚かましく申し訳ありません。(ひょっとしてビザ延長手続きのことはブログ記事にありますか?)

Lincoさんのブログ、まだ見つけたばかりでこれからゆっくり読ませて頂きますね。
Linco さんの投稿…
ちょっと最初不安ですよね、クレジット。でもUKだと、現金の方が怖いので、クレジット払いが主流です。私の友達では、現金持っていない人も多いですね。私は日本でデビットカードも作っておきましたし(ジャパンネット銀行)、こっちに来てから、UKの銀行で作れるデビットカードも作りました。みんな持っています。

ビザに関しては、Tier4延長しておりません。もともとMScが終わるまで作れました。CASに書いてある期間分作れた気がします!

でもビザに関しては、先日(2016年の3月に)制度がまた変わったらしいので、いまは違うかもしれませんね。
毎年のように変わるので逐一チェックが必要です。

一回UKに来てしまえば、大学側が手厚いフォローをして、ビザの延長手続きについて、セミナーを私の大学の場合はしてくれます。結構何回かそれに出席しなければいけませんが、日本でやっているときより、こっちの大学のVisa担当の専門の人の方がよっぽどなれています。私は必要なかったのですが、大半の中国の方が、高校出てすぐで、何かの要件で、本コースまでのビザがとれなかったようで、そのセミナーを受講していました。そしてみんな無事に手続き済ませていましたよ。安心してください。

とはいっても、大学によって異なるかもしれないので確認するといいですよ。

その他の一般的なビザ延長は時間は8週間前をお勧めしているらしいです。

財政証明書は、必要ありませんでした。でも翻訳会社に送ってしまえば済みますし、自分で訳してもOKです。東京のビザセンターでは、「翻訳ついていませんよ」と注意されたタイ人の人は、自分でやっていいの?ときいて、いいですよーといわれて、ペンで翻訳を書き込んでいました。日本に炭ながら日本語のモノを英語に訳すタイ人のかた本当に大変そうだなーと思いました。

留学の入試手続きの際に、イギリス留学のエージェントはつかわれていましたか?SIUKとかBEOとか。(この二つはイギリス認定のところですので。)そのあたりだと、タダでビザの相談を受けてくれるので、ガンガン質問していいと思います。向こうも、ちゃんと入学が決まらないと、収入にならない入ってこないので、親身に説明してくださいます。しかもデポジット(1-3万円程度)しはらって、合格が決まればお金はまるまる、本コース入学後に戻ってきます。つまり相談手数料ただってことです。

ビザの延長はしていないのでブログにはありませんでした。

コメントに残していただけると他にも同じように困っている方の参考にもなるかもしれませんので助かります。

不安なことがたくさんあると思いますが、少しでもEnglandさんの不安が解消されると幸いです。
England さんの投稿…
お返事が遅くなってすみません。

詳しくお返事頂けて大変助かりました。有り難うございます。まだCAS番号が発行されていないので、本コースまでの分が降りることを祈ります…。。

また不明点あれば、質問させていただると嬉しいです。
授業大変だと思いますが、頑張って下さいね。応援しています。