この公園にあるチャッツワース・ハウス イギリス貴族の古い豪邸
ピークディストリクト国立公園は、世界で2番目に多くの人が訪れた国立公園で、広大に広がる荒野の景色や、歴史的な建築物が並ぶ村、洞窟などがあります。とモッシュトラベルさんのサイトにに書いてありました。
ピークディストリクトはイギリスの有名な観光地で、Peak:ピーク=とがった山、District:ディストリクト=地区という意味の通り、山々が広がる広大な国立公園です。
Lincoはここに2016年の1月にクラスメートの車で訪れました。そして、自然が大好きな人には、とても良いお勧めの場所だったので、ご紹介したいと思います。
加えて、バナナとチャッツワース・ハウスの関係についても書いております。
ピークディストリクトの場所は、イギリスのど真ん中。リンカーンから車で1時間半のところにあります。そのため日帰りで行くことができました。
ロンドンからは、電車でいけますが、マンチェスターやシェフィールドからも近いです。
クリックして大きくしてみて下さいね。
かなり広い。1440km2です。イングランドの国土面積が14万km2なので1/10がこのPeak Districtということになる。でも日本と比較すると栃木の日光市と同じくらい。日本って本当に広いんだなー。とつくづく実感。ちなみに、日本の国土面積:38万km2
さて、メインの山々から写真と共にお伝えいたします。
澄んだ空気と、広がる台地
山頂手前近くの岩で一面の国立公園を堪能
山登りに見えますが30分くらいで駐車場から歩けます。真冬ですが、雪なし。イギリスは本当に冬が思ったより寒くない。
イギリスの気候については前にブログを書いているので最後にリンクを載せておきますので、ご興味ある方はそちらからどうぞ!
山頂に岩肌が続く広大な土地
ピークディストリクトの綺麗な地形
山頂の岩山と麓のなだらかな地形
一つ一つの岩はとても大きく不思議な空間
そして山頂は強風。
人の顔に見えるとても不思議な自然な岩
ここを登りきると
岩肌なのに湿原のようなとても不思議な空間
山頂なのに平らな風景
イギリスの古い街に多くみられる石垣
この石垣も石垣職人のみが作れるようです。
古くからずっと残る石壁。
自然の次は街、「ベイクウェル:Bakewell」!
ここは、ベイクウェルという名前のイギリスタルトの発祥の土地。
地名がBake:ベイク(焼く)、Well:ウェル(良く)つまり、良く焼くという地名
このタルトがBakewell 4ポンドなので今だと600円くらい。
やや高いですが、結構大きいです、大人の握りこぶしくらいのサイズです。
おしゃれなカフェにて休憩
(注:トイレの壁紙)
街のカフェでブランチ
チョコレートケーキ(というかチョコレートのカタマリって感じでした、ガッツリ!!)クリームを頼むとホイップではなく、液体クリーム。ちょっとびっくり。。。
街並み
なんだか韓国の観光地のような光景も
このベイクウェルの町には最初の写真にある、チャッツワースハウス(日本人にはとっても発音しにくい名前)があります。
館の前も羊でにぎわっております。
日本人のLincoにとって、イギリスって羊のイメージなかったけど、ほんとどこもかしこも羊だらけ。しかも放牧のイメージ覆すぐらい、どこにでも移動していい感じ。。。自由だなー。羊(ラム)肉料理が普通にどこの店にも並んでる。牛肉・豚肉・鶏肉・ラム肉はイギリスではとても一般的。ベジタリアン料理やビーガン料理も一般的にどこの店でも扱っているが、羊もしかり。
映画「Pride and Prejudice: プライドと偏見」のロケ地にもなっているそうです。
冬はほとんど霧がかった雨の日が多い。夏は晴れます。
羊がたくさん
門。 古めかしさがかっこいい
冬は閉まっておりました。残念。また夏に来よう!
タイトルにもありますが、PeakDistrictのこの豪邸はバナナと深い関係があるようです。
ざっと話すと、世界中で食べられている普通のバナナ(品種:Cavendishバナナ)。ここの侯爵とガーデナーが、あったかい国から珍しくて新しいいろいろな植物を輸入して育てていた。これはモーリシャスで見つけてきた植物のひとつで、そのバナナをとーっても贅沢な環境で育てたところ、害虫にもつよい、この品種が出来上がった。
その後、サモア、カナリア諸島などの太平洋地域の国に輸出され、現在は世界中で愛されるフルーツの一つになりました。(ただし、諸説あり)でもそのバナナがちょっと危機だというので最近のBBCニュースになっておりました。BBC「バナナ絶滅の危機!」よりそれもちょうど、私がここに行った時に報道されたw
この良く食べる大衆バナナが世界中に広がるきっかけが、北にあるイギリスがきっかけだったなんて、ちょっと不思議。バナナのお話はこのくらいにしておきます。
チャッツワース・ハウスに続く橋
チャッツワースが閉まっている時期のため、人影もまばら。ほとんどあたり一面を貸切状態。
屋久島のような木々
そして帰りにちょこっと見えたカワイイ村
イギリスの小さな村
冬だったせいかもしれませんが、国立公園の山には日本人はおろか、人がほとんどいなくて、とても不思議な安らげる私たちだけのプライベート空間。でも町では観光客でにぎわっておりました。
1時間半で行ける場所なのに、普段の町の生活や大学院の生活から抜け出せて、ほっと一息着くことができました。クラスメートに感謝感謝。
また時間を見つけて観光に行きたいな。
そして面白かった!興味がわいたという方は、その辺のアイコンをぽちっと応援よろしくお願いいたします。 Linco
☆シリーズもののリンク追加(2016年)☆
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