ご存じでしたか？私はTwitterで知りました。結構、前にですがLincolnのカフェでのアフタヌーンティーについて書いたりしたことはあったので、Lincolnの英国式Afternoon teaについて知りたい方はそちらを見て下さい。Afternoon Teaの歴史などに興味がある方は上のリンクを見て見て下さい。
Lincoは憧れはあったものの、ロンドンのアフタヌーンティーはめちゃめちゃ高いので、行ったことがありません。1人1万円越え覚悟で、友達といったら、2万、3万としてしまいます。。。予約も必須か、並ぶの覚悟の店が多いとおもいます。そこまでAfternoon Teaにお金をかけたくないLincoはいまだに行ったことがありません。
そんな敷居が高そうなイメージのAfternoon Teaですが、今回は、家でAfternoon Teaを作ってその敷居を一気に下げたので、どのくらいの値段がかかったのか、そしてどうやって作ったかを書いていきます。
英国式のAfternoon Teaの基本は３つの食べ物＋紅茶。
１．食事(だいたいサンドイッチ)
２．ケーキ
３．スコーン
＋紅茶です。
イギリスに来る前は食事が付いていることを知らなく、紅茶とお茶菓子(ケーキ類)だと思っていましたが、がっつり、食事系が付いていますので、カフェなどでAfternoon Teaを注文しようと考えている方は、ランチの後とかに行くとあまり食べれないかもしれないので、大食いの方ではない限り、お昼ご飯は抜きで行くことをお勧めします。おなかパンパンになること間違いなし。
今回は、初めて家で作るということもあり、簡単に済ませるために
１．サンドイッチ
２．マフィン（ケーキの一種で、イギリスではよくあるパターン）
３．スコーン（これはイギリスっぽいので外せない）
と紅茶をチョイスしました。
材料は唯一家の近くにある大きなスーパーWaitroseにて購入しました。（というよりも家にほぼすべての材料があったので、今回買い足したものはClotted Creamくらいです。)、外で食べると数万してしまうものが、高級スーパーで買った材料で家で作るといくらかかるか気になったため、実際の金額の概算も計算してみました。
１．サンドイッチ
材料（Afternoon Teaでの2人前：パン2枚分）
- コーン缶 1/8大缶 6.25p (£0.5/缶)
Total金額(2人分): 6.25+50+2.5+2+2+10=72.5p (約100円)
作り方
サンドイッチは、パンの片面にバターを薄く伸ばし、洗ってちぎったレタスを乗せる。ツナとコーンとマヨを混ぜて、ちぎったレタスの上に伸ばす。お好みでコショウをかけてもう一枚のパンを重ねるだけです。特に変わった作り方はしておりませんが、切る前に、30分ほど冷蔵庫に入れて崩れにくいようにはしました。そのあと小さい四角形に6等分しました。待ち時間を入れなければ10分もかからず作れます。
２．マフィン
材料 (卵を残すのが嫌だったので6個分作りました、本当は2個でOK)
- 飾り付け . お好み
Total金額(2人分): (1+21+20+10+1.8+2.78+1.8+24=81.38p)÷3=27.5 (約40円)
作り方
クックパッドのNyontaさん、「基本プレーンマフィン」を参考にさせていただきました。
やらなくてもOKですが今回は色合いを出すために、後味にアクセントをつけるために半分はチョコレート味にしました。生地を半分に分けて、ココアとチョコチップを混ぜてから型に流し入れました。その上に飾り付けでアーモンドを2つ乗せました。焼きあがった後に少しでもおうちカフェをリッチにするために金粉を少しかけてみました。(金粉といっても、1個2ポンドで無限大に使えるので、実質1p(1.5円)くらいの値段です。)作業時間は15分ほど（＋オーブン30分）でできます。
３．スコーン
材料 (2個の分量で)
- 薄力粉 45g 4p (£0.9/1kg)
- ﾍﾞｰｷﾝｸﾞﾊﾟｳﾀﾞｰ 2g 1.2p (£0.95/160g)
- 塩 少し 0.1p (£0.9/1.5kg)
- バター 11g 0.77p (£.3.5/500g)
- 砂糖 5g 0.33p (£0.65/1㎏)
- 低脂肪牛乳 30g 1.52p (£1.15/2272mL)
- イチゴジャム 適量 0p (なんかでもらったもの)
- ｸﾛﾃｯﾄﾞｸﾘｰﾑ 大さじ１ 22p (£2.20/227g)
作り方
クックパッドのデイジーパンジーさん、「本場イギリス産！めちゃうまスコーン」を参考にさせていただきました。https://cookpad.com/recipe/2678892
マフィンが8-10個分だったので、太りたくない私はスコーンは分量は2個分の1/5量で作りました。作業時間は15分ほど(+オーブン15分)でできました。マフィンを焼いている間にスコーンの生地を用意できるので、トータルの時間が短縮できます。
Total金額(2人分): 4+1.2+0.1+0.77+0.33+1.52+22=29.92 (約40円)
今回使ったClotted Creamはこちら
４．紅茶
材料
- 紅茶(Tバッグ) 1つ 2.5p (£4/160バッグ)
- お湯 適量 0p
- 低脂肪牛乳 適量 2.0 p (£1.15/2272mL)
Total金額(2人分): 2.5+2.0=4.5 (約6円)
作り方
マグカップにTバッグを１つ入れて、お湯を注ぐ。お茶が出たら、もう一つのマグカップにTバッグを移動して、またお湯を入れる。Yorkshire Teaは結構濃いので2杯分になります。そしたら、牛乳をお好みで追加する。
(お客さんにじゃなかったら、家でなら普通によくやります。)うちのTea potは大きくって4杯分くらいになってしまうため今日は使いませんでした。
5．おまけ
手作りだけで、3段のお皿もなく、リッチなカップとソーサーもないと、あまりAfternoon Tea感が出ないかと思い、スコットランドのCaramel Wafersもお皿にのせました。2本で(37.5p)結構甘いです。
そして、１－５を全部合わせた写真がこちら！
3段のお皿を持っていないので、平皿にまとめて乗せただけですが、結構思ったより豪華に見える！
今回の2人分のAfternoon Teaの合計金額は。。。
100円+40円+40円+6円＋52円=238円(£1.7)でしたー。やすーーーい。一人あたりだと120円くらいです。時間も実際に作っている作業時間は1時間もかかっていません。待ち時間が多いですが、その時間を利用して他のものを作れるので効率意外といいです。
味の方は。。。。おいしいかったです！スコーンやマフィンはよくパサパサしたり、甘すぎたりするものが多いのですが、さすがクックパッドさまさまです。初めてでもうまく作れました。マフィンもスコーンも簡単ですぐにできました。お腹もかなりいっぱいになりました。
LondonやYorkの高い歴史があるカフェに行けば雰囲気はいいですし、作る手間はもちろん省けます。でも交通費や予約の手間や並んだりすることを考えると、そんなに量も食べれないし、1万円/1人当たりは正直Lincoには高い！！店内はTHE観光地！のような雰囲気でいっぱいです。
それなら、観光地らしくない普通のカフェで、ケーキと紅茶を飲んで友達と楽しく話す方が好きだなーと個人的にはおもって、いっつも現地人が集う店に行ってしまう。Lincolnには並ばずに、予約もせずに2000円/人くらいで楽しめるところがあります。
日本にあるアフタヌーンティーは小さい可愛らしいケーキがたくさん乗っている印象ですが、イギリスの一般的なカフェでやっているアフタヌーンセットは、他のメニューで実際に出しているケーキとかサンドイッチをそのまま乗せることが多いので、小さくなく。ガッツリって感じです。(ロンドンなどの観光地は可愛らしいのあるみたいです。でも高いです。)
そこならぜひ3段重ねのAfternoon Teaをやってみるのもおすすめですが、やっぱりLondonなどの1万円クラスは高い。。。というのが正直な印象。会社の経費で何かの会議などで行けるならいつか行ってみたいなー。(いつもケチ臭くてすみません)
ロンドンのアフタヌーンティーはだいたい、一人あたり£60〜 サービス料12.5%+TAX20%なので１万円超になります。お金とお腹と時間に余裕を持って訪れてみてください。
まとめ
今週はAfternoon Tea週間ということで、おうちでAfternoon Teaパーティーをしてみました。高級カフェだと一人当たり1万円するものが、家だと120円で済みました。
実際にイギリス人はよく紅茶を飲みますが、こういうアフタヌーンティーは現在ではほとんどしません。たぶん自分で作るのはめんどくさい、そして外で食べると観光価格でとても高いからだと思います。なので、こういうAfternoon Tea週間でもないと少しずつ薄れていってしまう文化なのかもしれませんね。Lincoもこの機会に自分で作れてよかったです。
普段はイギリス人も全然Afternoon Partyしません。なので、友達が来た際に家で作ってあげたりすると喜ばれること間違いなし。（スーパーでもスコーンやマフィンを手ごろな価格で販売しているので、3段のお皿に並べるだけというのも一般的）
このブログを見て下さっている皆様が、ハードルが高いなと思っていたがAfternoon Teaが120円で楽しめるならと思ってくださったら幸いです。みなさまにとってAfternoon Teaがもっと身近に気軽に楽しめることを期待しております。お家時間を活用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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Afternoon Tea関連の過去ブログ↓もぜひのぞいて見て下さい。
高級スーパー Waitroseについての過去ブログ↓もぜひのぞいて見て下さい。
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