日本に住んでいたときは、日本人顔ではないよねと友達に言われたりしました。アジア圏に旅行した時もあなたは何人?微妙ね!と言われたり。本当の留学生に交じって、わざとカタコトの日本語をしゃべって、外国人留学生のフリをしたりしてみたり。私の国籍当てクイズが結構好きでした。
イギリスに来てからは英語コースのアジア人友達には中国人ぽくはないよね日本人顔だよ!と言われておりました。英語コースが終わってからはイギリス人が多い世界にポンと投げ出され日本人ではなくアジア人というくくりに入りました。以前にも書きましたが、リンカーンではアジア人のほとんどが中国人。(世界中そうかもそれないけれど。)
Lincoln UK では
日本人観光客も少ないので、ソウルやバンコクのよに"KONNICHIWA"なんて、日本語で話しかけられたことは一度もありません。
見た目がアジア人の私は、ここでこの質問をされたことがほとんどありませんでした↓
Where are you from?
ここでは、知り合いであっても、間違えて「中国ではこういう習慣あるの?」とか聞かれたりします。「中国人じゃないからわからないw。」と答えたり、周りの友達が「Lincoは中国人じゃないからw」とつっこみを入れるようなことが当たりまえの日常です。悪気があるとかそういうのではなくて、「アジア人=中国人」ってのが、脳に定着して瞬時に反応しているような気がする。初めての人に日本人ですっていうと、おっ中国人じゃないのか!ってくらいの反応です。
様々なお店の店員さんから"你好 ニーハオ"とたまに言われます。その他はHelloか何も言わないか。
そんな時、アジア人ではない見た目の店員さんに対しては、HiやHelloと答えますが、中国語圏らしき人に対しては、Sorry. I cannot speak Chinese.と答えております。そうしないと、中国語で延々と対応されてしまい。中国人ではないと、いつ言えばいいのかタイミングを見失います。
イギリス人店員さんが"你好 ニーハオ"と言ったので「こんにちわ」と返したところ、めちゃくちゃ謝られたことが一度あります。べつに全然悪くないと思いますし。なんとなく「こんにちわ」って言っただけなんだけど。。。
しかし、この店員さんは、大学時代に日本語を専攻していたらしく、日本語がわかるのに、めったに日本人に合わないから、、、、、。ほとんどアジア人のお客様は中国人だからニーハオといつも対応していたようです。そのあと、日本の話をちょこっとして仲良くなりました。
個人的には、アジア人→ニーハオでもよいかと思いますが。
個人的には、アジア人→ニーハオでもよいかと思いますが。
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ただ、この時で思ったのは、日本で、海外からのお客様観光客に対して「Hello」と英語であいさつしてしまうけど、英語って世界共通語として認識しているのは、いかほどなのだろう。そして、英語圏以外の人もたくさんいるからもしかしたらHelloがわからない人いるかも?別に日本での出迎えであれば「こんにちは」って言っても良いのではないかともと、ふと思ったりもしました。
英国紳士お爺様
そして、「ニーハオ」と中国人として認識されることに対して、全く違和感を持たなくなった私が
先日、
道端で、
英国紳士お爺さまに
"Are you Japanese?" と質問されました。
あまりの慣れてなさのあまりに、YESと答える前に
"Why?"
と逆質問してしまいました。
"Why did you think I am Japanese?"
そこから10分くらい立ち話してしまった(笑)
こっちに来て、3ヶ月。初めて知らない人に日本人と認識されました!おぉー。
英国紳士お爺さまの家族は日本好きらしく、よくテレビとかも見るとかなんかで、日本を知っていて、 なんとなく日本人かなって思ったから声かけてみたくなったといっ て下さいました。なんだか嬉しいわ〜。
私はアジア人なので中国人か韓国人か、タイ人か、、、、なんとなく違いがわかるけど、アジア人以外の方の出身国の見分けが検討が全然つきません。。。。ヨーロッパ人でも違うらしいが、移民もたくさんで私には全然わからない。。
イギリス出身のオジサマすごい!
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多文化異文化は大好きだけれど、国っていうボーダーがあるから、 いろいろ難しことが多い世の中。アメリカ人なんて、人種のるつぼなので、見た目からアメリカ人かどうかなんてわかりにくい。たまに、もう国は関係ない。「地球人」ってしちゃえばいいのにって思うときもある。"Where are you from?" ”I am from the earth”
多文化異文化は大好きだけれど、国っていうボーダーがあるから、
そしたら"Where are you from?"なんて聞かなくなる。そうなれば戦争とか経済、 健康の問題とか地球規模で考えられるようになるんじゃないのかな って思うことがよくある私でしたが、
日本人ですか?って聞かれることに対して、こんなに嬉しく思えるんだって日本人と認識されない日々が続いて初めて気がついた。
日本で良くやってしまうことだけど、「外国人」ってひとくくりにしてしまうのは、なんだか寂しいことなんだろうな。
そして、1つ1つの国の特徴をしったり、知ってもらうことはとっても嬉しいことなんだろうなとあらためて実感しました。
ちなみに、今回の写真は、リンカーンにあるWest commonという場所の写真です。英国紳士とは写真を撮らなかったので、秋の紅葉の写真と共に。お送りいたしました。
追記
#087 イギリスの大学院-12 ヨーロッパ人はなんで英語できるのに私はできないの??
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