#083 EU離脱決定後、英国生活に変化あった?

世界的にいろいろ話題となっているため、日本の知り合いからこのタイトルの質問を良く受けます。「EU離脱決定後の英国生活何か変わった?」そのためブログでさらっと説明しておきたいと思います。



一言でいうと

ほとんど何も変わっていません。

当たり前ですが。。。そんなにすぐには離脱できませんし、何も決まっていません。

なぜ何も変わらないの?
1.EUの離脱手続きは2年間かけて
2.新首相を決定するまで、あと3か月
3.BBCニュースも離脱まだBrexitで持ちきり



1.EUの離脱手続きは2年間かけて

EUの首脳会議で話し合いを進めながら手続きを行うことが決定しております。まだEU離脱の届も出しておりませんので、今まで通りです。

2.新首相を決定するまで、あと3か月

首相はまだキャメロンさんです。次の保守党の党首を決める会が、10月にあるようで
それまでに、新たな人を決めるようです。キャメロン首相は残留派だったので、EUでの会議で離脱に向けての交渉をしていくにはふさわしくないと述べており、新首相(離脱派だった人)が、離脱に向けた交渉を進めていくべきと話をしております。その通りですね。そのため何も変わっておりません。首相のスピーチなんだか勇ましくて、感動してウルッと来てしまいました。



3.BBCニュースも離脱まだBrexitで持ちきり

開票後3日たってもBrexitの話題で持ちきりです。つまり、TV番組も今まで通り。

というのも、「うそつき問題」で、騒然としているからです。何が嘘呼ばわりされているのか?離脱派の人達が、投票前にEUから離脱したらこんなことが出来るという話をたくさんしておりました。そして国民の票を集めた理由のうち2点が嘘だったんだ!となっております。


Ⅰ”移民をコントロールできます。”
Ⅱ”EUに支払っていたお金が浮くのでNHS(国民保健)に週あたり3億5000万ポンド(投票前は1ポンド155円だったので計算すると、54,250,000,000円)回せます。”

と選挙前に主張しておりました。

が、イギリス国内には既に、ヨーロッパからの移民の人もたくさん住んでおり、その人たちはイギリス人の態度が変わってしまうんではないかとハラハラ、質問殺到。離脱派だったトップの方が、「私たちは常に、EUの人達Welcomeですよ、心配しないで。」と発言したため。コントロールするんじゃないのか!?うそつき―となっているのです。

Nigel Farage admits there WON'T be extra £350m for NHS - within HOUR of Brexit result
ゴシップが多めのマガジンです。日本でいうスポーツ新聞系

Ⅰでは、なぜ移民をコントロールしたいのか?
1つの理由として、職を移民に奪われるからです。移民が増えればその分ギリス人が働くポストを失って、イギリス人の生活水準が落ちるという考えです。でも移民の人もちゃんと良く働いているんだからいいじゃないか、そして、十分コントロールしているというのも事実です。
もう一つの理由として、イギリス人が誇りに思っているNHS(国民保健:病院で診察してもらう)システム。これは病院で支払いの必要がない無料の医療システムなので、健康を保つ保障システムとしてとてもいいものだ!と皆さん感じております。しかし、なぜ無料なのかというと、イギリス人が支払っている税金がそれに回っているからです。移民の人は税金支払っていないのにずるい。という考えの人がいるため移民が増えると、イギリス人が損するじゃないか!という考え。移民をコントロールしてほしい。と言っておりました。でも、移民の人も働いていれば、もちろん税金払っていますし、EUからではないですが、学生の私Lincoもイギリスに来る前に、NHSのお金をたんまりと払わさせられました。だから無料と言っても支払っている。これは、2015年の4月に変わった制度です。

でも良く理解していない面もあり、離脱派に票を投じた人が、嘘をつかれたと感じている。


確かにまだ何もしていないので、うそつきになるのかもしれませんが、2年間かけて、いろいろ協議して決めていくので、変わる可能性もあるし、変わらない可能性もあるので、Lincoとしては、うそつきではないんじゃないかなと思っております。

Ⅱ、NHSに£3億5000万(54,250,000,000円)/週
回せないの??
EUに支払っていたとされる上記の金額のお金を、NHSにお金を全部回すと言っていたのも、財務省が多く見積もりすぎだ!と。投票後に発表。こんなたくさんの金額をEU離脱したからって、NHSには回せないとなっているのです。そして、離脱派に票をとおじた人が、嘘をつかれたと感じている。



一部の人が、公約守れ!無責任だーとなっているのです。今回の投票は、党のマニフェストとは違い”公約”ではないのです。あくまで自分の考えをお互い述べていただけ。守る必要はないのです。
自分で、”離脱したら〇〇ができるようになると思う”と主張していただけなのです。

Lincoとしては、嘘ではないんじゃないかなと思っています。日本もそうですが、言葉尻をちょっといじって、うそつきだ!として、盛り上がっているそんな印象を受けます。浮くお金をどう使うか会議もやっていないですし、決まっていないのでそりゃ―そうだろうと思っているのですが。離脱派の一部はもう一回投票やり直せーとまでなっている人もいるようです。予想はされておりましたが、世界経済もかなり動いていますし、注目の投票ともなっており、みんなが過剰反応しているような気もします。


EUf離脱決定によって、EUの規則に縛られなくてUKが自分たちでいろいろ決めれるようになる。それだけであり、大きくいってしまえば、EUの規則をそのまま活かしててもいいのです。

それでも、移民の人達は待遇が悪くなるのではないかと心配して、EUの国への移動を考えたり、イングランド、ウェールズ、北アイルランドに住んでいる移民の人は、UKから離脱を試み、EUに残留したいと考えているスコットランドに引っ越そうというロゴまでできています。まだ動き始めてみないと何もわからないのに、なんだか騒がしいなという印象です。

日本の反応も、経済が動いていることと、キャメロンさんも、オバマさんも残留派だったことも影響してか、”EU離脱は悪いことだ”という印象を持っている人が多いようなきがします。でもまだ何も始まっておりませんよー。


Lincoとしては、これからの会議でどう話し合っていくかですべてが良くなるかもしれない。投票権がある人の内72%の人が票をとおじて、その過半数が、EUを離脱してもっと未来をよくしたいと考えて決めた。日本の選挙の平均的な投票率からしたら、雲泥の差で、いろいろ考えて1票をとおじた!そして、誰一人悪い世の中にしたいと思って票をとおじたわけではないはずだから。みんなで良い世の中にしたくって票をとおじたんだから、きっと未来は良くなるはずだと思っています。

そして、今後開かれる、EU離脱の会議に期待を込めて待っていればいいんだ、と個人的には思っています。(私は何もできないけど。)

だからもちろんLincoはこの結果をまったくネガティブにとらえておりませんですし、部外者(EU以外の人が)がUKやEUの人以上に気にすることではないと思っております。


世界のトップの人達は、決まったことは決まったこととして、すでに新たな、ビジネスチャンスとしてとらえ始めております。

前記した通りEU人ではない、日本人の私の生活はほとんど変わっていないのですが、自分の身の回りで変わったことを敢て挙げるとしたら、

1.レートが変わった。(損した気分になっている)
2.日本のみんなから心配のメールが届くようになった。(そうだよね。もめている感じが世界中に広がっているよね。。。ブログで現状を報告するか。。という気持ちになった)
3.大学の友達がEUの離脱決定について悲しんでいる。(まだ何も決まっていないんだから落ち込こまなくてもいいんではとメールを送る日々)

ということくらいです。

こんな時によく思い出すのがこのTED

Getting stuck in the negatives (and how to get unstuck) 

私の大好きなTalkです。

人々は、ポジティブがいいに決まっているのに、ついついネガティブに捉えてしまうのか。Lincoもネガティブなので、この動画を見るまでは、なんでもネガティブにとらえがちでした。なぜかということをこのTED Talkで説明しております。


UKのEU離脱が決まっても、まだ何も変わっておりません。そしてみんなで明るい未来にしたいと思っています。ポジティブに捉えていきましょう!(難しいけどね)

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以前のBrexit(EU離脱)に関する記事はこちらからどうぞ
#076 英国EU離脱?残留?現地よりBrexitについて

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コメント

tatsmaki さんの投稿…
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