そして、学校では習わない、カジュアル英語、良く聞くけど意味が分からない英語のフレーズ。
また、日本人が義務教育で基本としている米語と英語の違い。などなど、言語については楽しみがたくさん!
私の記憶のために、言語シリーズ化していきたいと思います。
ツアーってもう英語じゃんっと思った方も、いるかもしれませんが。ツアーって発音しないんです。
ツアーのスペルはご存知の方も多いと思いますが、”Tour”です。
British English (リンカーン)の発音は、「トー」。 (- 0 -; ) ガーン・・・。そうです、全く違うのです!!
このUKの2つめの発音がトー
Lincoが初めてこの「トー」を聞いたとき、全く何を言っているのかわからなかったのです。
調べてみたところ、英語と米語の発音はUK:トゥア、US:トゥアー(巻き舌)でした。でもクラスメートのどの人も「トー」と発音しており、おそらく、イギリスの真ん中から北の地域人の多くは、トーと発音するようです。じゃあこれってなまりなの?正しくないの?って話ですが。そうでもありません。
日本の場合、現在の東京の言葉が基本的に標準語と呼ばれ、他の地域の独特の言葉が方言と呼ばれたり、なまりがあると言われたりします。東京も、一時期ギャル語のようなカジュアルな言葉が、東京弁だと言われましたが、最近はあるのかな??昔だと東京=江戸っ子のしゃべり方は、なまっていると言われていましたね。
イギリスの場合、ロンドンの言葉・発音は標準語とは呼ばれず。逆に、ロンドンアクセント(なまり)と言われております。と言っても、イギリス国内では、日本のようにたくさんの方言(英語でいうと地方語)がたくさんあるというわけではなくほとんどはアクセントの違い。日本に比べたらやはり小さい国ですし、ほとんど地続きなので、差が少ないような気がします。
昔は、沖縄や青森は代表的に聞き取れないと言われたりしましたが、若い人はわからないような発音や方言は、あまり使いませんね。(文化や言語が好きなLincoとしてはちょっと悲しい。。。)一方、関西弁は、標準語と違うけども日本人であれば、ほとんどの人が意味をわかりますし、関西弁はとうぶんなくなる気配はないと思います(よかった!!)関西人の友達同士で、東京で再会したときに、相手が標準語でしゃべっていたら気持ち悪いと思ったりするし、TVでも関西弁は普通に使われていますものね。
イギリスも同じで、若い人は「方言」をあまり使わなくなっていますが、「なまり」は普通に使われますし、地元同士で話すときはやはり、なまりを使っていないと、気持ち悪いようです。
どこの国も同じなんですね!
イギリスでちょっと変わった習慣としては、お金持ちアクセントがあるようで、その話し方を「ポッシュ」と言ったりします。
じゃあ、イギリスではどの地域の話し方が標準語なの?と思うかもしれませんが、どうやら、王室英語が標準語のようです。丁寧な言葉遣いは、普段としたら不自然かもしれませんが、アクセントなどは王室英語が標準らしいです。どの都市でも、〇〇アクセントと言われているので、あまり気にしなくていいんじゃないかなーと思います。
標準British英語を身に付けたい方は、王室の方のスピーチを聞いてくださいね。ちなみにエリザベス女王2世はスコットランド出身イングランド出身ではありません。
さて、Tourの発音ですが、日本語発音のツアーは通じません。もともと「つ」という発音自体、英語にない音なので、理解に苦しむ顔をされます。トーはLincolnでは確実にOK。トゥアーは通じますが、ちょっと「ん?」という顔をされるかもしれません。どの単語もそうですが、Rを巻き舌にすると人によっては、日本人なのに米語の発音ぽくしちゃて、ここイギリスよ!wって顔をされます。友達に巻き舌っぽく発音をしたところ、
「Stop it!=やめてくれー」と言われました。
アメリカ人が米語発音を使う分には全く問題ないけど、日本人が米語っぽく発音するのは気持ちが悪いようです。理由としては、British英語の発音は米語に比べ、日本語の発音に似ているのになぜ無理しているんだー。とわざと巻き舌をやっている感が出てしまうようです。
そうですよね。日本語の50音に巻き舌をする音ってないですもんね。
なので、イギリスではTourは巻き舌なしのトゥアーかトーと発音するようにしましょう!
といっても、日本の英語教育では、巻き舌の練習させられたし、米語教育だから、ちょくちょく出てしまう。でもわざとじゃないんですよー。
そして、イギリス人にとっては、日本語のカタナカ発音の方が、発音できないんだね。なんてかわいらしいのかしらって感じらしいです。(憐れまれている?)
話はもどって、最初にこのTourの単語に出会ったのは、Pre-sessionalコースにいたとき、
英語の先生から
「大聖堂のタワーツアーに行ったことありますか?おススメですよ」
と英語で話をされました。
まず、”大聖堂”という単語がわからなかったのと、ツアーが聞き取れなかったので、
「〇〇〇〇タワートーに行ったことありますか?おススメですよ」
と聞こえました。
何かをお勧めされていることと、どこかの場所に行ったことがあるかを聞かれていることは分かったのですが、どこなのかが全く分かりませんでした。しかも、私の頭の中では
タワー塔と変換されており。タワーのことを”タワー塔”って言うんだーと勝手にしばらく思っていました。(*/ω\*)はずかしい
そして、キリスト教も何も知らない私は、”大聖堂”=Cathedral:キャシィドラゥもわからず、発音自体日本語にはない音のオンパレードで、聞き取りずらいし、発音できるようになるまで、かなり苦労しました。と言ってもLincolnは大聖堂がとても有名なので、この単語は頻出!
イギリスは街Cityと呼ばれるところはCathedralがあるところなので、有名都市はどこも大聖堂があるはずです。イギリスに来たらこの単語に当たりますので覚えておくと便利です。
その大聖堂のタワーツアーに行った時のブログはこちらからご確認できます。
#010 大聖堂タワーツアー Cathedral Tower tour in Lincoln
では皆さん、Lincolnにおいでになった際には、Tower Tour :タワートーに参加してみて下さいねー。
☆シリーズもののリンク追加(2016年)☆
2 コメント
Aya@Lincoln
試験が終わったら遊んでください◎
でも、そんなLincoでも何とか今まで、生きていけてよかった。
試験終わったら遊びましょう。いや終わる前でも息抜きは常に必要です。いつでもご連絡ください。