大学のアコモデーションに関しては過去ブログを参考にしてください。(下記にリンク貼っておきます。)
イギリスの学生生活では、一人暮らしというよりも、家をシェアする方が多いです。
今回は、シェアハウスの利点と欠点について書きたいと思います。
友達ではなくても一緒に住むことはできるのですが、誰が一緒に住むかはもちろんわかりません!
シェアハウスのイメージは、日本で家族で住んでいる普通の家をイメージして頂けるといいかと思います。
トイレ、お風呂、キッチン、リビングは共有して、自分の部屋は自分だけの部屋。普通は部屋に鍵がありますが、部屋ごとに鍵がついていない場合もありますのでチェックしてたほうがいいかもしれません。
シェアハウスの利点
1.安い
比較的、大学寮(寮と言っても日本のイメージとは異なりますので過去ブログをご確認ください。)に比べて安いです。 そして、洗濯機も寮の場合、4パウンド程度かかりますが、シェアハウスの場合は、コインランドリーではなく、家についている洗濯機を使えばいいので、ほとんどタダです。
2.静か
隣人や、フラットメートにもよると思いますが、基本静かです。寮だと、自分のフラットメートがうるさくなくても、建物自体が学生だらけのため、毎日のように誰かが爆音で音楽かけて、お酒飲んで騒いでいるのが聞こえてきます。一方、シェアハウスであれば、フラットメート次第ですので、静かです。しかし、シェアハウスより寮の方が(日本でいうマンション的な感じで)密閉率は高く壁が厚いような気がします。窓を開けていなければ、結構静かかなとも思います。実際、私が住んでいるシェアハウスは壁が薄く、隣の家でかけている音楽がガンガン聞こえてきます。。。
3.住んでいる実感がする
寮だと自分の家という感覚はなく、何となくホテルにいる感じ。シェアハウスの場合は、基本もともと家なので、住んでいる感じがする。小さい庭があったりして、外でちょっと食事したりして、なんだかほっとした気分になれたりもします。知っている友達同士で、リビングでゆったり、映画見たり、料理作りあったりするのも楽しいです。
ベトナム人のフラットメートが作ってくれたヌードル
4.住んでいる家がバレない
大学の寮は、たくさんの人が住んでいるので、アコモデーションの名前を言えば、どこに住んでいるのか一発でわかります。しかし、シェアハウスの場合は、「あっちの方」とか言うだけで、どこだか明確にはわかりません。知り合いだけのプライベート感があります。寮は朝も夕方もたくさんの人が出入りをします。でもシェアハウスは家なので知っている人だけ。それは、日本のマンションと、家タイプに住む違いを考えてもらえればわかると思います。
シェアハウスの欠点
1.大学からすこし遠い
大きな町にある大学だと、電車に乗ったりしないといけないかもしれませんが、リンカーンだとどこも歩いて行ける距離ですので、だいたい大学から15-30分歩くことが多いと思います。大学寮はどこもとても近くて、5分程度でつくことが多いと思います。しかし大学内でも15分程度歩くこともあるので、自分が主に使う建物の場所も把握して考慮しておくといいかもしれません。
友達とであれば気軽に言い合えることも、他人となると言いにくいこともあります。もちろんシェアハウスで友達にほとんどの場合はなりますが、友達とシェアしないで、一人で入居を決めた場合ドキドキです。部屋以外のすべての場所を共有しますので、キッチンの冷蔵庫や戸棚、トイレお風呂、洗濯機、洗濯物干す場所、全部一緒です。国や個人によっての清潔度ののさじ加減も違うだろうし、わからない人と住むのはドキドキです。と言っても、アコモデーションもフラットメートが知り合いでない場合キッチンなどは共有することが大半のため同じかと思います。
3.セキュリティーが緩い
セキュリティーは大学寮の方がいいです。鍵もオートロックだったりするので、大学寮の方が、不法侵入はないと思います。不在の時の荷物も受付ですべて受け取ってもらえるので便利。イギリスの家は古い家が多いので、鍵もうまくかからなかったりうまく開かなかったり。大家さんによっては取り替えてもらえると思います。私の最初の家は、CCTVや警報機がついてセキュリティーは高かったものの、あらゆる室内の鍵がいまいちで、合計4か所修理してもらいました。今の家は、部屋ごとの鍵もないため、信頼し合った友達でないとちょっと心配かもしれません。
4.古いので、ほころびが多い。
以前の家は完璧に内装が変えられていたため問題なかったのですが、今のシェアハウスは隙間が多く、虫が容易に入ってきます。殺虫剤必須。特に夏の間はナメクジが多発しました。。。フラットメートがキッチンペーパーで取ってくれて、感謝感謝。。。
5.大家によって。。。
大家さんによって、対応が良くない場合は、家のいろいろなことが改善されません。。たいていの大家は対応ちゃんとしているのですが、仕事の傍ら大家をしているような人は休みの時にしか対応できません。大学の寮であれば、受付に言ったり、メールで状況を説明すれば、遅かれ早かれ、寮の担当に言って対応してもらえます。
Lincoの場合
最初の1か月 大学のアコモデーション(寮私以外、中国人のフラット)
そのあとの1年 シェアハウス(合計8か国のインターナショナルなフラット。友達になりました。)
その後から今 シェアハウス(クラスメートとリラックス)
シェアハウスの場合友達と住む場合はいいですが、シェアハウスの場合、知らない人と一緒だった、1年目はちょっと心配でした。(家でパーティーすることも多いので、友達の友達も頻繁に出入りします。)学生が使うシェアハウスはだいたい£75-100/weekで月£400程度です。家の価格は大きさ、きれいさ、大学や中心街からの距離によります。
私個人としては、社会人経験したというのもあって、学生ばっかりの寮より、シェアハウスの方がやや落ち着いているため好きです。結局のところ、個人の好みによると思います。日本と違って、1か月契約ではなく年間契約のため、大きな覚悟が必要になるところがちょっと引っかかるところですが、覚悟を決めてしまいましょう!
シェアハウスに興味がある方はこちらのHPをご参考になさってください。
http://www.spareroom.co.uk/大学生であれば、大学からも推奨されているHPがあると思いますのでそちらをご確認ください。
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今日はシェアハウスについてでした。これは、Linco個人のリンカーンでの印象です。すでにイギリスに留学されている方はで、違うところがありましたらコメントお願いいたします。イギリスの家について疑問を持っている方がいれば、他の人も参考にできると思いますので、コメントにお願いいたします。
問題です。En-suit、Studio、4 Bed Apartment、15 Bed Clusterとは何のことでしょうか?わからなかった人は過去ブログに説明しておりますので。イギリス大学 住宅選び 用語解説も合わせてご覧ください。
2 コメント
日本で博士をとった後、研究留学としてリンカーンを第1候補として検討しています。
様々な事情からまだ留学すると決定したわけではないのですが、Lincoさんのブログを拝見し
リンカーンで学びたい気持ちがとても沸いています。
実は一昨年あたりの学会でリンカーン大学に訪れたのですが、とても良い街・大学だと感じました。
今後とも更新楽しみにしております。