主に9月の卒業式が学部生(Undergraduate)で1月が院生(Master)の生徒です。Doctorはどっちか、自分の論文が終わった時に参加するようです。学部生の卒論提出は5月末で、院生は10月末です。そのため、海外で卒論修論を書いた人は、そのあと戻ってこない人もいます。つまり卒業式欠席する人も多いようです。
Cathedral(大聖堂)からの退場行進
自分の時にいるかどうかも分からないので、先輩の卒業式に行ってみました。
ちなみに大学の卒業式典はCathedral(大聖堂)で行われ、レセプションパーティーはCastle(お城)で行われておりました。
なんだかハリーポッター見たい。
9月の式の時の様子Baronがいました。
日本の私の大学は人数が多すぎて、会場で一人一人は手渡しませんでしたが、ここでは一人ずつ
卒業証書が受け取れるようです。ワクワクしますね。
1月の卒業式の様子
日本の卒業式は、桜が舞う3月に着物や袴、スーツ姿で参加するのが主流かと思われますが、
イギリスの場合は、映画とかでよく見る、帽子とガウンを着ております!!なんだかイギリスに来た感じがする!これは自前ではなく、大学から貸してもらえるようです。日本では袴は自分たちで調達するし、高いし、美容室代もかかるのに。こっちの方がお得!?
まず、着替え室のようなところで、衣装を受け取り、ピンであの帽子は止めてもらえるそうです。
着替えたら、大聖堂へ!!大学によっては、学内で行うところも多いかと思いますが、リンカーンは世界一高い大聖堂(だった)ということもあり、スペースもかなりあるので、ここで卒業式が行われます。これはリンカーンの大学の恵まれたところですね!大きな都市であっても大聖堂は小さかったりしますから、大聖堂で行われる式典はまた違った雰囲気を味わえます。
日本の大学と同じく式典は2回3回に分かれていたり、学部によって時間が異なったりします。
マンモス校の日本大学は学生やキャンパスが多いので、学部によって、会場が異なると思いますが、こちらでは会場は一か所でした。しかし1回では入りきらないので、午前と午後の2部構成になっておりました。
そのため、仲のいい友達であっても学部が異なると、同じ格好をして会うことができません。ちょっと寂しい。
気を付けなければいけないところ
・チケットがないと入れない!
(家族分の2枚はタダで生徒に配布されます)
・寒い!
1月の式典。そして、大聖堂は建物の仲であるものの、デパートや学校のように温かくありません。
そのため、スーツやドレスをガウンの下に着込んだだけの人は、かなり凍えておりました。
私はチケットがなかったため、ワクワクしながら外で待っていたのですが、式を終えて出てきた友達に言った「Congratulation」の返答が
「Cold !」 そしてガクガクふるえる友達。。。。
長時間の式典で、2時間程度で10度くらいのなか耐えるのはかなりきつかったようです。
式の前も先生たちは、寒いよ寒いよと注意喚起はしているのですが、やはり、ガウンの下にダウンを着込むような人はあまりいないので、スーツかドレスにしてしまい寒くて寒くてたまらないようです。スーツの下や、ドレスのタイプを考えるともう少しいいかもしれません。
もうひとつ面白いのは、Doctorの卒業生は、角帽ではなく、キャスケットのような帽子をかぶっております。そのため、教授らはみんなキャスケット帽、そして、ガウンがみんな違う。
なんでだろうとおもって先生に尋ねたところ、自分たちの卒業大学の服装を着ているそうです。これは購入しているわけではなく、大学側が揃えてくれるそうです。なんだかカラフルで楽しいですね。日本の大学を卒業した人は、何着るんだろ・・・。
レセプション会場では、個々の先生方と、最後のお話をしたり写真を撮ったりしておりました。そんなこんなで、1年後はここに参加できるのかなぁとワクワクした一日でした。
みなさんご卒業おめでとうございます。
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