ふりかけでいただきます。
その変なライスクッカー(炊飯器)がこちら。
こんな感じです。見た目古めかしい!そして、上になんかついてる!
イギリスでの炊飯器購入
日本では、5.5合炊きだと、5000円くらいから10万円くらいまで、いろいろなタイプの炊飯器が販売されていると思います。こちら(リンカーン)では、皆無なくらい電気屋さんでは炊飯器を販売しておりません。それに比べ、ポップアップのトースターは30種類以上どこの電気屋でも販売されています。
Amazon.ukでライスクッカー(炊飯器)を調べたところ、£80くらいする、ティファールの炊飯器を発見。結構日本製と変わらない機能。でも1年かそこらで日本に帰るのに、高い家電買うことないよなーとも思ってしまう。。。
ちょっと安めの炊飯器を、中国スーパーマーケットで見つけましたが、40ポンドくらい。On Offしかない写真のようなものです。
私が、最終的に購入した写真の炊飯器はなんと15ポンド、Wilkoという、ニトリのような、日用品店で購入しました。
当時の値段でも3000円で10合炊き+しゃもじ、カップ、蒸し用内釜もついてこの値段は、最初かなり怪しみました。しかも10合もいらない。。。。と言っても、炊飯器のバリエーションは全くなし。Wilkoで販売している炊飯器はこの1つだけです。
この炊飯器を紹介してくれたタイ人の友達が、ちゃんと炊けるよーと言ってくれたため。購入を真剣に考えるようになりました。日本人としてはお米の炊き方はちょっとこだわりたいところですが、炊飯器も、米も日本産の物は買えない中でどこまでこだわるかという葛藤でした。葛藤期間1か月。
この炊飯器を紹介してくれたタイ人の友達が、ちゃんと炊けるよーと言ってくれたため。購入を真剣に考えるようになりました。日本人としてはお米の炊き方はちょっとこだわりたいところですが、炊飯器も、米も日本産の物は買えない中でどこまでこだわるかという葛藤でした。葛藤期間1か月。
なぜ鍋で炊かないで、炊飯器をわざわざ買ったの?と海外生活している方は思う方も多いと思います。もちろん鍋で炊いたらおいしいし、それほど難しくない。4年間ほど日本でも炊飯器なし生活をLincoはしていたため、鍋でもちゃんとご飯を炊く特訓はしておりましたw。
そんなLincoが鍋炊きを選ばなかった、第一の理由が、My鍋を持っていないから。鍋と同じ値段か安いくらいで、この炊飯器を買えたからです。イギリスですでに安物の鍋を買うと、すぐにこびりついてしまうことを知っていたので、ある程度の鍋を買おうとすると15ポンド以上になってしまうのです。イギリスの学生はキッチンの共同生活が一般的。調理器具などは、ハウスメイトと共有しているため、私はフライパンを提供し、友達は鍋を提供しております。でも、お米を炊くのに友達の鍋を使って、間違って焦がしたら、友達の鍋を駄目にしてしまうし、わざわざ似たようなものを買わなくてもいいかなと思ったため、炊飯器を購入を決意しました!このライスクッカーを買えば、保温も蒸し物できるので、これ購入してしまった方がいいなと思ったのです。
イギリスではどんなお米?
イギリスでは、たくさんの種類のお米が販売されております。日本では海外食品店にしかないような多様なお米が、普通にどこでも販売されております。
長いお米、タイのジャスミン米、バスマチ米、赤いお米。茶色いお米などです。
友達にお米買ってきて―というと、「何米」と、決まって聞かれます。日本ではコシヒカリかササニシキかなどの品種や何県産かなどを聞かれることはあっても、当たり前のように日本産の米のこと認識してしまっていると思います。海外だと、日本のお米は当たり前ではありません。本当に全く予想だにしない多種多様なお米がチョイスに含まれております。
私の経験上、日本ぽいお米が食べたいときはSushi riceを選ぶと一番良いと思います。たまに、レストランでSticky Rice(ベタベタ米)というチョイスもありますが、Sushiライスを使っている場合と、さらにベタベタしてるタイのお米ことが多いと思います。もち米とまではいきませんが結構粘度が高いご飯で、私は好きです。
日本のお米については、あまり有名ではなく、コシヒカリとかも知られておりません。そして、Sushi Riceを使うのは、寿司の時だけと思われていることもあります。寿司意外が日本料理でまだまだ知名度が低いというのもあると思います。個人的には「定食」文化を広めたい!一汁三菜!
お米の、値段ですが、1㎏で2ポンドくらいで、どの種類も同じように販売されております。それほど高くは有りません。
サイズですが、日本では5㎏などで購入しておりましたが、こちらでは1kgで買うことが一般的。ジャガイモを10㎏で買っているイギリス人の友達がいました。日本人としては、芽が出てこないのかなーと思ってしまいましたが、イギリス人からしたらお米を5-10㎏買っちゃう方が珍しいんだろな。
サイズですが、日本では5㎏などで購入しておりましたが、こちらでは1kgで買うことが一般的。ジャガイモを10㎏で買っているイギリス人の友達がいました。日本人としては、芽が出てこないのかなーと思ってしまいましたが、イギリス人からしたらお米を5-10㎏買っちゃう方が珍しいんだろな。
この炊飯器を使った炊き方
日本の炊飯器であれば、いつもどうり使えばいいのですが。こちらの場合そうもいきません。Lincoが独自に考えた、この炊飯器を使った、炊飯方法をここに記載します。
1.食べたい量だけ米をカップで計量。
2.米をとぐ。
3.水を充分に吸わせる。
4.水を適量入れる。
5.炊飯(COOK)スイッチを押す。
6.スイッチが上がる前に、スイッチを、保温に手動で動かす(WARM)
7.待つ。
8.蒸らす。(さらに待つ)
9 ご飯をよそっていただきます。
1カップはほとんど日本の1合と同じでした。なので同じ容量で計量してください。
2.米をとぐ。
日本と同じ感じで普通に研いでください。
3.水を充分に吸わせる。
給水前
給水後
お米が白くなるまで給水、これをしないと、なんだか芯が残ったようになってしまいます。水を増やせばいいのでは?と思われるかもしれませんが、水を増やすと、それはそれで、シンがなくなる程度だと、ややお粥っぽくなってしまいます。
4.水を線には従わず、適量入れる。
このメモリに従ってしまうと、うまく炊けません。全く何の根拠でこのメモリがあるのかわからないのですが、Sushi Riceを使って、このメモリを信用してうまくいった試しは有りません。
たとえば、4合だったら、6カップのメモリくらいとか、10合だったら8カップのメモリくらいがちょうどよかったと思います。
そこで、中国人とタイ人の友達に学んだ方法がこちら、指を指して、お米に触れるところから、第一関節の半分くらい(1cmくらい)上になればちょうどいいという、なんだかはんごうすいさんの時に習ったような方法。そして、これが意外とうまく長けるのです。
最初は、折角、炊飯器の内窯にメモリがあるんだからそれに従いいなよ。と言っていたLincoですがそれで炊いたところ失敗。タイや中国の人は、このタイプの炊飯器になれているようで、誰もメモリを信用しないのです。
そして、良くある鍋炊きの場合同じカップか、その1.5倍くらいの水の量で炊くと思いますが。それもほぼ失敗します。
このスイッチポンタイプの炊飯器では、指さし確認が確実です。
コードを指して、電源を入れると、Warm(保温)になります。
そこでスイッチをポンと入れるとランプが左に変わりCook(炊飯)になります。
何カップ炊くかによっても違うのですが、結構吹きこぼれます。
そのため、このように布巾を引いておくのが後で楽。
こんな感じになります。
そして、私の家は煙感知器がとっても感度が高いので、換気扇ONも必須です。
あっという間に換気扇のフードが、曇ってしまいます。
6.スイッチが上がる前に、スイッチを、保温に手動で動かす(WARM)
そして、激しくぐつぐつしてきたら、スイッチを保温に手動で切り替える。そうしないと、そこが焦げます。と言ってもおこげのような美味しい感じではなく、洗い物が大変になるだけです。
まず何で焦げちゃうのって思いましたが、15ポンドだから許してあげよう。。。
ぐつぐつ大暴れしていたものピっと、スイッチ切り替えて、このまましばらく待ちます。
私は10分以上は待っております。
蒸らしも7の工程も結局は待つだけなのですが、私はもうちょっと待つようにしております。
9 ご飯をよそっていただきます。
こんな感じ。
今日は日本から送ってもらった、ふりかけで。
美味しくいただきました。
これがイギリスで日本のお米や炊飯器がない中で、日本の白米っぽく、美味しくご飯を炊く方法です。
この炊飯器は、
蒸し器としても使えるので、タイや中国人の友達は、ご飯を炊いているときに上に野菜なども載せてまとめて調理していました。ただ、そうすると、按配が変わってしまうので、私は、お米はお米で炊いております!
また、これはタダの電気鍋としても利用できるので、友達とお鍋したり、そばゆでたり、しゃぶしゃぶしたりするのにも役に立ちました。
トータルとして、買ってよかったと思っております。5の炊飯のステップからだと20分もかからないで炊きあがってしまいます。日本の炊飯器の早炊きモードより早いです。
おまけ-1 パッケージに書いてあるお米の炊き方
Sushi Riceのパッケージに炊飯方法が書いてあるのですが、お米を洗った後に、1.5倍量の冷たい食塩水に入れて、蒸してくださいと書いてありました。食塩水???
調理方法としてパッケージに書いてあるのが。。。ビックリ。
おまけ-2 ヨーロッパ人のお米の炊き方
とある日、ヨーロッパ人の友達が、「私、鍋でご飯炊けるよ」と言っていたので宜しくお願いしますと頼んで、和食のおかず準備をしていたところ。米をまず洗わないですし、最初にバターで炒め始めました。そして、水には塩を加えて、、、、!!!
「No No No」と言って止めて軌道修正。水に浸して蓋を閉めて、火にかけたところ、毎回毎回、ことあるごとに、蓋をあけてかき混ぜてました。リゾットとはちがうのー!蓋は最後まで開けちゃダメ!と思ってしまいました。ただその家の鍋や火加減もIHやヒーターなどで違うので、他人の家で和食を作るのは苦労します。
そして、和食を作るときに外国人には安易に炊飯を頼まない方が無難だなというのは、こちらの生活での教訓です。
皆様、今回も読んでいただきありがとうございました。ちょっと変わった、イギリス生活を身近に感じていただけたら幸いです。
追記2019年
追記2019年
象印の高いUK用の炊飯器をついにAmazonUKで買いました。イギリスは電圧が2倍なので、UK用じゃないと怖いと思い、悩みに悩んでそれを購入。日本なら5000円くらいで買えそうな普通の炊飯器が、5万円くらいしました。(学生の時には持ったえなくって買えなかった。)それでも、予約機能があったり、内釜の線通りに水を入れればうまく炊ける安心感。そして、ご飯がこびりつかない。日本の炊飯器万歳!
そして、すごく大きなマンチェスターにあるアジアンスーパーマーケットで富山県産のお米が売っていました。(たぶんロンドンのジャパンセンターにもあるはず)でも高い+重いので。やめました。最近はもっぱら、AMAZON経由でイタリアのSUSHI RICE10kg単位で購入。味も慣れて、違和感ゼロになってきました。(Linco)
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